2016年9月19日月曜日

秋の交通安全運動

 敬老の日の今日、21日より30日までの期間で始まる秋の全国交通安全運動を前に、垂水警察署、垂水交通安全協会、垂水区役所の主催で運動のスタートに向けたセレモニーが、ジェームス山イオン前でありました。流通科学大学の和太鼓部の演奏も盛り上げてくれました。
 署長さんからも、特に子供と高齢者の皆さんを交通事故から守り、区民の皆さんと共に協力していきたい旨のご挨拶がありました。垂水区は、いわゆる65才以上の方が市内で最も多く、原動機付自転車の保有数が市内最多、住宅数も最多、出生率も非常に高く、もう一つ挙げれば親世帯と子世帯が近い距離にお互い住んでいる数が市内で最も多いということになっています。事故の起きる確率は、高いと言えるでしょう。実際、7月からはまた増えているとの事です。
 私も先日、垂水警察署さんで区内各所の道路事情や交通事故防止などについて、様々な意見交換をして参りましたが、交通事故はほとんどが人為的なことが原因だと思うので、みんなが気を付ければ必ず防ぐことが出来るものと確信しています。不幸な交通事故は、ゼロに出来ます。
 様々な観点から、交通安全また交通事故防止をしていくことが出来るよう、当局や地域にも働きかけていきたいと思います。

2016年9月17日土曜日

神戸大好きの会

 本日は、中学校の体育大会に寄せていただき、中学生の大変熱い取り組みに感激を受けた後、第136回目の神戸大好きの会研修会に参加致しました。
講師は、テレビ等でお馴染みの国際政治学者で同志社大学教授の村田晃嗣先生です。村田先生のお母様もご参加でした。「どうなるこれからの日本~次期アメリカ大統領選を占う~」とのお題で、大統領選の仕組みを非常に分かりやすく、またトランプ氏やクリントン氏のアメリカ国内での実際の評価等々、アメリカの人種的な国内事情もよく分かりました。
 また皆さんの質問にも的確にお答えいただき、今日の毎日新聞コメント欄が3つ言ったはずなのに2つしか掲載されていないことなど、色々な意味で大変有意義な研修となりました。特に、中国がアメリカを軍事面、経済面で10数年後に越えた時の悪いシナリオを考えた時、やはり安全保障面においては、日本が出来ることを厳しい環境の中でやっていかなければならないだろうし、特に日米韓が協力して行動をしていくことが対北朝鮮においても有効ではないかという現実的な見解と、これからは「良き国民であり、良き市民であること」が求められる意味合いをご説明いただいたことは、とりわけ感銘を受けました。
 村田先生は、神戸ご出身でもあり、昼食会では地元話にも花が咲き、ざっくばらんな先生の人柄にも接することも出来、改めてまた元気をいただいた1日でした。

2016年9月12日月曜日

区ポンプ操法大会

 昨日は、あじさい公園にて垂水消防団小型動力ポンプ操法大会がありました。毎年の恒例行事です。今年は、所属分団の参加人員が増えてくれたおかげで、私より年齢の若い分団員が出てくれ、私なんかが出ていた時よりタイムも上々?です。優勝は、40,71秒の西垂水分団でしたが、ここは全市優勝経験のある強豪です。
 この操法大会は、市や県の大会に続く各区の行事ですが、いざ火事という時の手順の基本が仕込まれたものとなっており、タイムを競うものでもありますが、「安全、確実、迅速」の姿勢も評価されています。
 市内の消防団員数は、残念ながら定員を割り込んでいますが、垂水消防団はしっかり人員を確保し各分団関係も良好なように感じています。最近では、舞多聞地域を管轄する垂水北分団という新しい団も立ち上がり、女性団員さんも所属されています。ただ、垂水北さんはいわゆる器具庫と言われる「詰所」や消防車を保有されていませんので、昨日のポンプ大会には出ておられませんでした。何とか、他の分団同様の活動が出来るよう、市民の皆さんやまた企業の皆さんも是非応援していただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
 また、全市的にも消防団に、出来るだけ参加しやすいように、制度改正もしていますので、ご関心のある方は是非、地域の団を訪ねてみてほしいと思います。

2016年9月10日土曜日

障害者グループホーム

 本日は、たくさんの障害福祉サービス事業を展開されておられる社会福祉法人わかくさ福祉会さんのグループホームを見学させていただきました。大阪府高槻市にあります。
 元々、障害者の親御さんたちが立ち上げた「作業所」からスタートされ、現在は生活介護や就労支援、通所支援等々、グループホームにおかれては、10ヶ所開設しておられます。また、今日見せていただいたうちの1ヶ所は、グループホームの3階のフロアが、災害時、市の「福祉避難所」にもなっています。
 この道40年の理事さんから、皆さんの日常生活から建物の建築施工に至るまで、様々な「ホンネ」を聞かせていただきました。また支援員さんからも、日々の日常について伺いました。あんなことがあった、こんなこともあったという自然体な話の中に、皆さんの仕事に対するプロ意識を感じました。「覚悟」を感じました。職員さんも永年勤続の方がたくさんおられるとの事でした。
「親なき後」ではなく、「親が生きている時から」安心してもらえるホームに、と頑張っておられる姿がありました。

2016年9月7日水曜日

神綱神戸発電所

 本日は、自由民主党神戸市会議員団の会派視察で、灘区にある神戸製鋼所神戸発電所に参りました。
 インドネシアやオーストラリアからの良質な石炭を輸入し、火力により発電しています。出力、発電量は、2機で140万キロワット、この量は神戸市内でこれまでの夏のピーク時の7割分に相当する量との事で、春秋頃だとほぼ100%カバー出来る量です。
 出来た電気は、全部地中を通じて数キロ離れた関西電力に送られています。神戸市内で使われる電気は、ほぼ神戸製鋼さんで作られていると言ってもいいくらいです。
 気になるCO2の問題については、大気汚染防止法の定める数値より厳しい数値で協定を結ばれており、環境保全には出来る限りのことをされているという印象でした。発電量やばい煙の排出濃度などは、神戸市環境局にも随時送られており、事実上管理されている状況です。
また、現在の発電所の契約が切れるということで、新しい国内最高レベルの排ガス処理装置をつけた発電所を平成30年度には、着工される予定です。
現在のところ、福島原発の事故以降、国も原発にかわるべき代替電源をという話もありましたが、事実上大きな発電をするためには、石炭火力しかないとの事で、環境省は厳しい立場でこれまでやって来たということですが、電力業界で一定のCO2削減の枠組みが出来たら、との条件で経済産業省とも合意し、ようやく新しい発電所の設置に向けて、動き始められています。神戸市との環境保全協定もしっかりと遵守されるとの事です。
 また、誰でも立ち寄れる灘浜サイエンススクエアという子供さん向けの発電や環境をテーマにした大きな展示室や排熱蒸気を活用した健康温浴施設、灘浜ガーデンバーデンも併設されています。更に、排熱蒸気は、近所の酒造会社さんの蒸米や瓶の洗浄などに使われています。
 初めての訪問でしたので、業界さんの様々な今後の課題や「電気」について考えさせられた大変有意義な視察だったように感じているところです。