2015年8月30日日曜日

全国消防救助技術大会

 昨日は、第44回全国消防救助技術大会が神戸市で開催されました。陸上の部は、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで、水上の部は、神戸市立ポートアイランドスポーツセンターでそれぞれ開かれました。
正に全国の精鋭隊員が、1000人終結し、素晴らしい訓練披露がされました。訓練種目の内容を見てみますと、陸上の部では、ロープブリッジ渡過、引揚救助、ほふく救助、はしご登はん、ロープブリッジ救出、障害突破、ロープ応用登はんの種目を、決められた所要時間内でどれくらい遂行出来るか。また水上の部では、溺者搬送、溺者救助、人命救助、水中結索、水中検索救助、複合検索、基本泳法の7種目となっていました。
私も最終種目と閉会式にしか参加出来ませんでしたが、目の前の全国の隊員たちから凛々しさ、清新さ、責任感の強さ等を、また場内アナウンスからも、感じることが出来ました。
私も前議員時代に、少しお手伝いさせていただいたのですが、今大会は、昨年、篤志団体さんから多額の寄附をいただけることになり、神戸市で開催することが出来ました。そのご寄附がなければ、三木の兵庫県消防学校での開催だったとの事でしたので、なお大きな意義があったと思います。また、震災20年の節目に、神戸で開催出来たことも、全国の隊員に対し、大きな意義を感じていただけたのではないかと思いますし、また神戸に対し一定の経済効果もあったように感じます。
スローガンは、「震災を決して忘れず、歩みを進めて」のようでしたが、「安全・安心」そして「防災」の意識を新たにした大会でもありました。