2017年5月20日土曜日

開港150年式典

昨日は、秋篠宮文仁親王殿下のご臨席の下、神戸港開港150周年記念式典と祝賀会が開かれ、出席致しました。私にとっては、神戸のまちが、港とともに発展し、今日の神戸があることを改めて認識する良い機会となりました。また、式典と祝賀会のそれぞれの次第の1コマ1コマ、またプログラムが書かれた用紙やお土産までの細部までが、大変洗練され神戸らしいスマートさを感じる素晴らしい会だったと思いました。来賓の井戸敏三知事さんまで、「来年は、兵庫県が出来て150年になるが、こんな立派な会が出来るだろうか」と言われたくらいでした。
神戸港のコンテナの取り扱い数においては、震災後の数からも大きく伸び復活しています。昨日、発展に貢献された多くの方々が表彰を受けられましたが、先人の皆様のご功績が、神戸港を創り上げて来られたんだな、ということも強く感じました。
神戸がこのような素晴らしい港を要していることを誇りに思います。30年後の構想をもとに、更なる発展を遂げ、日本の経済や国際交流のエンジンになり続けることが出来るよう、私も微力ながら力を尽くして参りたいと思います。

2017年5月12日金曜日

シニアクラブ

先週の連休中に、地元のシニアクラブの行事に参加させていただきました。シニアクラブとは、新しく決まった老人クラブの愛称です。当日は、私自身の高校の担任であった恩師に、ハーモニカのボランティア活動に一緒にご参加いただき、ご披露いただきました。
以前にも一度寄せていただいたことがあったのですが、今回は「是非とも」とのお声をいただいたもので、大変嬉しいお声掛けでした。恩師である先生も、83歳でシニアそのものでいらっしゃるものですから、演奏された曲目が、皆さん「懐かしい」と感じられる曲ばかりで、間に話される「小話」も、皆さんとの相性がぴったりな訳です。私のような若者では分からないシニア同士の「和」を感じました。また、今や先生も完全なOBとなられ、こうした活動に出られるということは、元気に過ごせる一助となり、楽しいことで有難う、と逆にお礼を言われました。
KOBEシニアクラブさんの役割の一つに、「自身だけでなく地域社会を豊かにする」ことが期待されていますが、こうして先生だけでなく、ボランティア活動としてクラブの行事に参加される皆さんにも、大きな活力を与え、豊かな人生を過ごされることに繋がっているように、以前から感じています。
シニアの皆様方のキーワードに、私は「懐かしい」が一つ確実に入っているなと感じた行事でした。

2017年5月3日水曜日

憲法施行70年

憲法記念日の本日、「第19回公開憲法フォーラム、インターネット中継IN神戸」に参加致しました。東京で開かれたシンポジウムがインターネットで全国中継され、神戸も40箇所の1会場になっていました。
NHKの全国ニュースでも報道された通り、シンポジウムの冒頭に安倍晋三自由民主党総裁がビデオメッセージを寄せられ、オリンピックが開かれる2020年に、自衛隊が明記された改正憲法を施行したい旨の意思が、明確に示されました。
安倍総裁からは、高等教育も、全ての国民に真に開かれたものとしなければならない、とのメッセージも発せられました。
また、フォーラムでは、人命救助などの初動体制をとることが困難な程の大震災が発生した時に、国が責任を持って国民の命を守り、復旧させるために私権を最小限に抑制した、いわゆる「緊急事態条項」の創設などの意見表明がありました。大震災を経験した私達神戸にとっても、大変重要かつ身近な問題であり、必要なことです。
私は、安倍総裁もおっしゃっているように、憲法施行70年が経過し、これまで日本が経験した様々な事態と現在の国際情勢が大きく変化した今日、憲法を改正する必要があると思います。すなわち、今こそ私達国民一人ひとりが、憲法に向き合うということは、自分たちの国に向き合うということであり、次代を興さなければならない時であると強く思います。自衛隊を最高法規である憲法において、存在を否定されかねない状態に放置している時代を終焉させ、ありのままの姿を私達国民の力で、素直な憲法にすべきであると感じています。
国会の責任で発議いただき、主権者である国民の投票、判断に委ねられる日が来ることを願っています。そしてそのために、私も十分な議論が出来るよう、様々な立場を理解し準備をし、広く皆様にお伝えしていく責任があると考えています。