2017年8月30日水曜日

市会開会

本日から定例市会が始まりました。皆様、ご承知の通り、8月だけで4人の議員が辞職しました。市民の皆様の議員や政治に対する信頼を、自ら失墜させる始末を、私達自民党から出している現状を、大変遺憾で恥ずかしく思っています。誠に申し訳ありません。とりわけ、橋本健氏の問題については、大きくメディアが報じていることもあり、これまで会派事務所にも、私の事務所にも連日お叱りの声を承っています。信頼を回復するのが困難なくらいです。もちろん、全員違法ということではありませんが、とりわけ政務活動費については、神戸市会政務活動費の交付に関する条例第2条において、「会派に対し交付」と明記されていますので、他会派さんも言われているように、まずは私達自民党会派で責任をもって真相究明、調査をしなければなりません。そのために、会派内で調査チームを立ち上げ、来週には結果を公表するということが、約束されています。この点については、起訴された方々は、すでに司直の手に預けられましたので、橋本健氏についての調査ということになろうか
と思います。彼の誠意ある姿勢を、強く求めます。
大変重苦しい雰囲気の市会開会となりましたが、主に昨年度の決算審査と関連議案の審議となりますが、皆様の信頼回復の一歩に向けて、その責任を果たして参りたいと思います。

2017年8月27日日曜日

ALTボランティア

昨日は、市内の小中学校、高校、特別支援学校で指導され、英語を母国語とする外国人講師の先生方(ALT)が、地域の集会所で小学生相手に英語指導のボランティアをされていると聞き、早速寄せていただきました。場所は、多聞台です。
20人弱の幼児童の子供たちに対し、昨日は身体の部位を示しながら、英単語を連ねて歌を歌っておられました。子供達は、非常に楽しく身体も使って英語に触れている、といった感じで、あっという間の40分でした。
いろいろお話を聞きますと、地域でお世話されている方と留学経験のある近隣の住民の方が、地域に住んでいるALTの先生方にお話をして、来ていただいたとの事です。そして、教室である集会所には、保護者の方向けに、数軒隣の「たもんカフェ」からの「出前」もあり、私も終わってからALTの先生方とカフェを訪れました。大変明るく活動にむしろ積極的な先生方ばかりで、勢い付いています。
こんなに身近に英語に触れられる環境にある多聞台さんは、羨ましいなと思いましたが、これもやはり住民の皆さんの地域福祉センターやまちづくり活動、またカフェの設立など、区役所さんもバックアップしてくれていますが、地域力の結果ではないか、と感じました。また、カフェでいろいろお話したいものです。

2017年8月20日日曜日

たそがれコンサート

昨日も、数ヶ所夏祭りに寄せていただきました。その中で、乙木小学校でのたそがれコンサートにも遅い時間になりましたが、聴きに参りました。垂水東中学校、塩屋中学校の吹奏楽部の皆さんと市民吹奏楽団のブラスポルテーニョの皆さんが、出演されていました。このたそがれコンサートは、私が高校生の頃に妹が塩屋中学校の吹奏楽部で出るからということで、初めて見に行ったことがあり、それもこの間のように感じますが、30年くらい経っています。
その時に感じた「夏のたそがれ」の雰囲気が、今でも鮮明に心に残っています。青少協さんの主催ということですが、その名の通り、出演者のみならずその家族さんや近所の皆さんにも夏の思い出を残すに相応しい「健全さ」があります。お世話をされる方々は、大変だと思いますが、これからもこの歴史あるコンサートをずっと続けてほしいなと思います。

2017年8月6日日曜日

姉妹都市シアトル

7月27日より、日米友好神戸市会議員連盟の一員として、姉妹都市提携60周年を記念し、シアトル市を訪問致しました。この記念訪問は、私達日米議連のメンバーの他に、副市長さん以下関係部局の皆さん、企業関係の皆さん、神戸シアトル姉妹都市協会の皆さん、YMCAやジャズ関係の皆さん、そして市内の高校生10名の合計60名の「神戸市訪問団」の一員でもありました。
皆さんシアトルでは、それぞれ参加の行事は少し異なったようですが、私達はまず、マレーシアトル市長とハレルシアトル市会議長への表敬訪問をはじめ、シアトル港への表敬訪問、またボーイング社やマイクロソフト社への企業訪問、ビジネスセミナーやYMCAさんでの式典、シアトル総領事主催の夕食会やシアトル主催の夕食会、そして毎年開催されているシーフェアパレードという神戸まつりのようなパレードの参加等、正直目まぐるしい行程でしたが、シアトル市の皆さんから、心からの歓迎の気持ちがどこへ行っても示されていたように感じました。60年の重みかも知れません。特に、マレーさんというシアトル市長さんが、「国と国同士に問題が生じても、より深い市民外交があれば、これに勝るものはない」という趣旨のお話が、私の中ではとても印象的でした。玉田副市長さんが挨拶で、「日本では、60年と言えば、少し切りが悪いように感じるが、年が一回りして新たな年がスタートする節目の年であるのです」と言われ、シアトルの皆さんも、「なるほど」と感心したよ
うでしたが、この60年を節目に、姉妹都市との連携の在り方を、より深く発展的な関係を築くべきではないか、と私は感じています。具体的なことは、今後きちんと練って参りたいと思います。
また、シアトル市の訪問後、私達日米議連のメンバーは、神戸市が取り組もうとし、職員も派遣しているシリコンバレーを訪問致しました。シリコンバレーで活躍している兵庫、神戸にゆかりのある日本人の皆さんで組織しているインターナショナルクラブの皆さんとの意見交換、そして神戸市も足を踏み込んでいる「スタートアップ」事業の本場である500スタートアップオフィスの訪問、サンフランシスコ市の訪問やリフト社への訪問等を、行わせていただきました。ここでは詳細に触れることは出来ませんが、私に取りましては、極めて刺激的な視察となりました。ここでの内容についても、当然のことながら考察し、神戸市で生かせること、生かせないこと等をはっきりさせながら、今後の施策に反映して参りたいと思います。
私は、今回、公務での海外出張は初めてのことでしたが、やはり海外にも必要な範囲で見聞を拡げ、人間関係も築く等ということが、いかに有意義で大局的視点が醸成されるかということを、しみじみ実感致しました。国際都市神戸と呼ばれている神戸市ですので、柔軟性を生かして有効な市政運営をしていただけるよう、私も今後より一層働きかけて参りたいと思います。