2013年11月25日月曜日

神戸大好きの会

今年最後の神戸大好き会が、先週23日に開催されました。講師は、西市民病院の石原享介病院長です。石原先生は、肺をご専門にされている呼吸器内科の先生です。
演題は、「高齢者と肺炎~肺炎は老人の友達~」と題され、大変貴重でわかりやすいお話をいただきました。
「肺炎は老人の友達」と言ったのは、石原先生ではなくウィリアムオスラーというカナダ生まれの有名な医師が言われた言葉だそうです。
よく話題になるお話なので、少し内容を以下に紹介します。
石原先生によると、75歳を過ぎると一気に肺炎の方が増え、死亡に至るケースが多いということです。
私も特別養護老人ホーム勤務時に、肺炎と診断される方が多く、食事の際の誤嚥には気を付けることだとか、口腔ケアに努めることだとか、よく議論になっていましたし、むしろ現場の懸案事項の一つでした。そして肺炎が原因で亡くなられた方も多かったように思います。
石原先生も同じお話がありましたが、特に大事なことは、不顕正誤嚥といって食事中などの誤嚥ではなく、例えば寝ている時などに鼻から少しずつ痰などが、チョロチョロ肺に入り込んでいく誤嚥が問題だと言われていました。
やはり、歳がいくと、仮に気管に何かが入り込んで来ても、繊毛でそれを追い返す力が弱まってくるというのです。
そこで、誤嚥の予防をするためには、うがい・歯みがきをすること、食後2時間くらい座位を保つ、飲み込みやすい食事をすること、などご紹介がありました。
また肺炎にならないためには、体力をつける、風邪をひかない、ゆっくり食べる、インフルエンザに気を付ける、口の中を清潔にする、肺炎球菌ワクチンを接種する、睡眠薬を服用しない、など具体的なお示しがありました。
高齢者の皆様も、ぜひ上記の内容を参考に、日々の生活を送っていただけたらと思います。

2013年11月22日金曜日

修了式

本日は、当教室にて7月より開講していました介護職員初任者研修の修了式を行いました。
皆様、就職された方、就職されようという方、また機会があればという方、様々でいらっしゃいましたが、少なくともこの研修を機に介護の現場を支えていただける方が、少しでも増えたことは大変有意義なことでした。
皆様、本当に「いい方」ばかりで、その人間性をぜひこの仕事に生かしていただけたら、と切に感じました。やはり何だかんだ言いましても、この仕事は、特に人間性が大きなウエイトを占めているように感じてなりません。
この研修に携わり13年経過しましたが、今後も機会あるごとに本研修は継続して参りたいと思います。
今回の研修にご協力いただきました関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。
また修了生の皆様、誠におめでとうございます。今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

2013年11月18日月曜日

ご激励に感謝

今年の一連の選挙も、10月の市長選挙で一旦、終了しましたので、先月より街演活動を再開させていただいています。
本日も区内各所で、お寒い中、励ましのお言葉をかけていただき、本当に有難く感じています。改めて感謝申し上げます。
神戸市政も震災後、財源的にも新たなステージに入ること、また一方で無駄の削減についても引き続きチェックし続けなければならないこと、国と地方の役割を明確にしながらその税財源の改革も行っていかなければならないこと、これからの社会保障制度のあり方など、実例を挙げながら党や私自身の見解について、本日は訴えさせていただきました。
これからも皆様の声にしっかりと耳を傾けながら、活動して参りたいと思いますので、引き続きよろしくご指導、ご支援賜りますようお願い申し上げます。