2016年8月30日火曜日

委員会出張

 昨日より企業建設委員会の年に一度の行政調査に出ています。調査先は、横浜市と新潟市です。横浜市さんでは、横浜市立動物園と水道局浄水場の株式会社による運営管理や施設更新について、調査・勉強させていただきました。
 横浜市の動物園は、市内に4ヶ所あり、それぞれの特長を設けています。昨日はその1つである「ズーラシア」へ参りました。42ヘクタール以上もある極めて広大な敷地です。民間のサファリパークといったイメージです。まだ新しいということもあり、園内展示施設をはじめレストランショップ、トイレのウォシュレットまで、大変良く整備されています。また、ガイドスタッフと言われる飼育員さんも皆さん、動物がいかにも好きそうで、笑顔で健康的な方々ばかりです。園長さん、課長さんのお話を聞くにつけて、こうしていきたい、こうあるべきだという「哲学」か感じられます。特にこれからは「動物福祉」の概念を持って、動物園運営をしなくてはならなくなるだろう、との方向性を示されました。そして、魅力ある動物園にするためには、やはりここでも「人材育成」が欠かせない要件であることも、園長さんからお話いただきました。
 神戸の王子動物園も、今後あらゆる角度から魅力ある動物園となっていけるよう、大きな一石を投じていただいたように感じました。明日は、新潟市さんのライジングボラードの設置等について、勉強させていただきます。写真は、ズーラシアにいるチーターです。

2016年8月26日金曜日

充実感のある職場で

 先日、障害者の皆さんが働いておられる工場を見学させていただき、意見交換をして参りました。西区にある株式会社の「まつたけクラブ」さんです。仕事としては、じゃがいもの皮をはいだり、ネギを千切りの機械にかけたり、餃子やキムチを作ったり、また銅線から生身の銅を取り出したりして、それぞれ出荷先に出荷しています。仕事の様子として、私の印象は、皆さん「真剣そのもの」です。ちなみに、まつたけクラブさんは、就労継続支援のA型に分類される事業所です。
 社長の岡野さんからも皆さんの前でお話がありましたが、「皆さんに合ったペースで自由にやってもらい、例え短時間であっても毎日出てきてもらえるように考えています」との事で、障害者雇用のツボを押さえておられます。
 意見交換させていただいたお一人の方は、「高校を卒業をしてからどうしようと考えていましたが、役所等を通じてやっとこの仕事場が決まり、今は毎日が楽しいです。もし仕事が決まらなかったらどうしよう、と引きこもりにはなりたくないと思っていました。」と元気な笑顔で応えて下さいました。
 自民党会派でも先日、障害者雇用について東京大学の先生から、ご講義を受けたばかりでしたが、やはり皆さんひとり一人に合った仕事をいかにマッチングさせ、また経営者側も社員とともに障害を理解することが出来るかということが、鍵となりそうです。
 神戸市でも市内4ヶ所で「就労推進センター」を開設しています。また9月は、「障害者雇用支援月間」のようですので、少しでも多くの皆さんに障害者雇用への理解をいただけるよう、私も努力して参りたいと思います。

2016年8月16日火曜日

夏祭り

7月末頃から、夏祭りが各地域で行われています。それぞれの地域ごとに「踊り」の選択が異なっていて非常に面白いなと感じます。
 今年は、とにかく暑いのでお世話される皆さんが、本当に大変だなと感じながら逆に気を遣いますが、子供から大人まで、本当にたくさん来られています。何となくですが、例年よりどこの会場も多いように感じます。
 昨日は、垂水駅東口広場で開かれた精霊流しにあわせて行われる「垂水音頭」に寄せていただきました。垂水音頭は、おけいこをきちんとしておかないとなかなか見よう見まねではしづらいのですが、足の運びに慣れれば何とかついていけそうです。婦人会のお母さんにもお誘いいただいたにも関わらず、結局お話ばかりになってしまい踊れず終いでしたが、来年は少しおけいこをして臨みたいものです。
 区内には、垂水音頭をはじめ塩屋音頭、舞子音頭、多聞音頭など、地域ごとに100年以上の歴史はある踊りがあり、それぞれ保存会の皆様方が継承され、踊りの動きひとつ一つに意味があることも合わせて教えて下さいます。
 大切にしなければならない行事です。

2016年8月7日日曜日

千歳基地航空祭

 航空自衛隊千歳基地にて開催された航空祭に行って来ました。千歳飛行場開港90年記念を合わせもって開かれたようです。F15戦闘機による編隊飛行などを中心に、迫力満点です。特に目を引いたのは、米軍のF16による曲技飛行です。大空を自由自在に、超高速で飛び回る様子を見て、人間の技術がどこまで進化し続けるのか、そこに向かって挑戦しているようでした。
 また一方で、PAC3などのパトリオットミサイルや移動機材なども一様に展示されていました。
 そして、やはり記念祭となるとその中心となるのが、ブルーインパルス(T4)6機による航過編隊飛行です。6機が様々な隊形で、それぞれの機の間の距離が、少しの狂いでも出たら事故になるくらいの隙間を均等に維持したまま、飛行します。機体も鮮やかなので美しいものです。そのパイロットたちが、帰還し皆さんのサインに応じていましたが、精悍さと優しさを併せ持つ「一流隊員」を感じさせる雰囲気がありました。日本国民として本当に誇りに思います。そして、改めて日々の国防任務に対して、自衛隊の皆様に感謝の意を表すものです。
 最後に、写真は皆様もご承知の政府専用機です。1機が飛行、もう1機が展示されていました。早くこの飛行機で、拉致された皆さんを乗せて帰って来れるようにと、強く願いました。
我が国そして国民を守る自衛隊、神戸では直接見ることは出来ませんが、任務をしっかりと遂行されていることを感じた1日でした。

2016年8月1日月曜日

中央市民病院

 昨日、中央市民病院の北館・南館完成記念セミナーに出席しました。精神科合併症の救急病床を8床増やし、外来スペースの拡張、手術室の増設、研修室や病児保育室の設置など、一層の患者サービスの向上と病院スタッフの執務環境の向上が、図られています。
 菊池理事長から、「断らない救急の100%を目指している」との方針と直接のお言葉に、神戸市民として、これ程頼もしく、心強いことはないと感じました。事実、厚生労働省が「全国救命救急センター評価」というものを行っているとの事ですが、平成26・27年度、2年連続全国第一位の評価を得ています。
 理事長また病院長先生の挨拶からも、市民の皆さんへ出来る限りの医療を提供する、という意思が私には明確に感じることが出来ました。
 今後ますます市民病院が私達市民また国民に、安全・安心で最高水準の医療が提供出来るよう、着々と準備、遂行されています。私達もしっかりと応援していかねばなりません。