2014年2月28日金曜日

復活ピアノ

今日は、ウエステ垂水でのピアノコンサートに行って参りました。26日(水)の神戸新聞にも掲載されたましたが、東日本大震災の津波による「被災ピアノ」コンサートです。
演奏者は、以前私の市政報告会でも演奏していただいた視覚障害のある福田正人さん、ほか高杢さん、鈴木さんの3人です。これまでと変わらず、皆それぞれ立派な演奏です。
「ピアノ」は、遠藤さんという調律師の方の手により、キズなどが当然入っていましたが、見事に修復されていました。元々は、福島県いわき市の中学校にあったヤマハピアノです。
ちょうど、福島県で被災され現在垂水に移り住んでいるという方に出会いました。彼は、このピアノのあった中学校出身とのことで、思いの深いピアノだと言われていました。
福田正人さんらの演奏により、被災ピアノは命を吹き替えしています。
改めて、「命」そして「生きる」ということが、いかに尊いことであり有難いことか、を感ぜざるを得ない時間でした。
今後も息長くいろいろな形で、東北は応援していかなければなりません。貴重な時間、そしてご案内いただきましたことに心より感謝申し上げます。

2014年2月12日水曜日

建国記念日

昨日は、建国記念の日を祝う会に出席致しました。
例年通り、式は次第に従って滞りなく終了しましたが、次第の一つに「紀元節のうた」があります。旋律、うた共に実に美しい。明治時代の「小学唱歌」に数えられていたということですが、私が小学校時代には教えられた記憶はありません。その後大人になってから、ある方から初めて聞かせてもらいましたが、公の場では、いつも日本会議主催のこの式典でしか聞いたことはありません。残念なことです。
第二部の講演会では、以前石原慎太郎共同代表が都知事時代に、「尖閣諸島を買う」と言った時に、東京都が尖閣の調査をした張本人である東海大学海洋学部教授の山田吉彦先生です。
先生は、以前から言われていますが、日本は6852島からなる海洋国家であって、この海をしっかりと調査し守ることが、日本が将来エネルギー面でも自立することが出来ると改めて言われています。また中国の大きな106隻の船団が五島列島玉之浦に「緊急避難」と称して1週間も居た事実やベトナムやフィリピンの島が中国に占領されてしまっている事実や北方領土のロシアによる貧しい開発など、一つ一つ写真を交えて「事実」を伝えていただきました。
戦後今まで、どちらかと言えば、力を入れて来なかった「国家の領土問題」は、国家・国民の安全に直結する非常に大切な問題です。安倍総理以下、日本政府、与野党あげて今こそ取り組んでいただきたいと思います。

2014年2月1日土曜日

党大会

本日は、日本維新の会党大会が、東京プリンスホテルで開催されました。石原慎太郎共同代表は、インフルエンザのため大事をとられ欠席ということで、橋下徹共同代表より挨拶がありました。内容は、多岐に渡っていましたが、私が聞いたところ、大阪案件について概ね以下の通りです。
大阪都構想(統治機構改革)をやるために、今日まで政治家として、また若い年齢ではあるが共同代表まで務めさせていただいた。先の衆院選前に公明党と大阪都構想の件については、住民投票までは共にお願いをしたい、という約束をし衆院選では公明党候補がいるところでは維新候補を立てず、自分は公明党候補の選挙区を全部回り応援をした。ところが、昨日の法定協議会で公明党は反対を表明した。この約束違反は、「人のみちに反する」と自分は考える。皆さんには大変申し訳ない。ここで挨拶するのは最後になるかも知れないが、後は維新の会は皆さんにお任せするので、自分のことは自分で考え責任をとって行動して参りたい。目下の大阪案件については、以上のような話でした。
その後、会場別室で大阪維新の会の会合が持たれ、市長を辞任し、再度都構想の是非を市民に問い直すため、市長選挙をやるという話である。
私は、大変わかりやすく潔い決断であると思う。しかし、同時に市会を解散して議会への信も問い直さねば、橋下共同代表の一人芝居になってしまうのである。それはいくらなんでも、避けていただきたい。
私は今日の橋下共同代表、平沼代表代行共々の挨拶の内容に、全く共感している。しかし、今年はまたもや波乱の年となりそうである…。