2013年6月23日日曜日

塩屋まちづくり推進会

本日も様々な行事の中、午前中、塩屋まちづくり推進会の総会が、センターでありました。私は、監査の役にあたっていますので、会計監査の報告をさせていただきました。
さて、それはともかく、懸案の「塩屋多井畑線」の今後です。現状としては、神戸市も地元と協議しながらこの道路については、やろうとの方向にはなっているのですが、地元側から幅員の変更や道路の形状等、いろんな要望を出した後、改めて神戸市より道路計画案が出されました。これを素案と呼んでいます。
この素案についての確認書を、8月上旬に地区内すべてのお宅に配り、はがきの大きさと同じである「回答書」を回収して、地域住民の最終的な「総意」を示そうということになっています。
今日の話によれば、神戸市都市計画総局さんは、この回答の結果、概ね計画案がOKであれば、「今年度中に都市計画変更をして、その後来年度中に出来るだけ早く事業着手したい」としています。
今日の総会でも、この回答書の回収をいかにして上げるかが、やはり話に出ました。自治会が組織されているところは、自治会さんにもお願いをしてご案内いただき回収いただく、また回収ボックスの存在をお知らせする、等々いずれにせよ、ここは地域力が問われるところです。
私も居住の自治会や管理組合に話をするつもりですが、5500を上回る世帯の皆さんが全部、そううまくいくとは、考えられません。
この道路の問題、私も8年前から、また市会議員の時にも推進の立場で取り組んで来ました。大変重要な問題です。
塩屋地域内の皆様には、この確認書(アンケート)の回答書が配られましたら、ぜひご回答いただきますよう、よろしくお願い致します。

2013年6月12日水曜日

鵜殿ヨシ原その②

先日、淀川の河川事務所さんに連絡の上、鵜殿の現地を見て参りました。
甲子園の18倍と言われるように、かなり広大な地です。少し歩いてみましたが、原生林と言うと少し言い過ぎかと思いますが、自然そのものです。鳥の鳴き声も聞こえますし、虫もいっぱい飛んでいます。
ヨシは、思った以上にかなり大きな成長をしており、私が見たものは茎の細いものが多かったのですが、この中から良質なヨシ、すなわちヒチリキに適するものは、ほんの少しだけということなので、環境の変化があると良質なヨシの生育には、やはり影響があると思われます。何しろ、ヨシの養分は地下茎に貯められるとのことですから、道路建設となると、影響は必至です。
また、自然環境保全という観点からも、何とか見直していただきたいものです。

2013年6月5日水曜日

鵜殿ヨシ原その①

先日の日曜日、塩屋まつり等地元の行事に参加した後に、今年で3回目になりますが、国立文楽劇場で行われました大阪楽所主催の雅楽演奏会を鑑賞させていただきました。
演奏会そのものは、独特の曲と舞が披露され何とも言えない緊張感がありました。
が、今回の雅楽演奏会で配られ、受付でも皆さんに声を掛けられていたのですが、ここでどうしてもお伝えしておかなければならないことがございます。
私も以前相談をされたこともあり、ニュース番組の特集でも紹介されたことのある「鵜殿ヨシ原の保全」問題です。
何かと言いますと、雅楽の主旋律を担っている、あの「ピー」っという独特の音を出す「ヒチリキ(篳篥)」の口元、吹き口というか、リードがヨシで作られているのです。
このヨシは、日本中どこでもあるようですが、昔から雅楽の篳篥に使われる「良質のヨシ」が、大阪府高槻市の淀川河川敷約75ヘクタールの区域に生息しているとの事です。この75ヘクタールのヨシの群生地のことが、「鵜殿のヨシ原」と呼ばれています。
そこに新名神高速道路(第2名神)の建設が計画されており、良質なヨシの唯一の生育地が奪われるという訳です。
私も署名致しておりますが、これは正に日本の伝統・文化を守らなければならない重大な問題です。破壊されたら、恐らく同じヨシ原は二度と戻って来ないのですから。
私も詳しくは、知らなかったのですが、ヨシの繊維の密度・茎の太さ・肉の厚みは、その土地の環境・土壌によって違ったものになり、違うということは音色も違ってしまうということです。
江戸時代の文書にも、「古来より鵜殿のヨシを用いた」との記述があり、また雅楽は、2009年にユネスコ無形文化遺産保護条約に載せられ、日本の財産のみならず世界の財産となっています。
宮内庁も、鵜殿のヨシ原を管理している国土交通省に「異例の」保全要望をされているようですが、私達も声を上げていかねばなりません。
国土交通省に請願致しますので、ご賛同いただける方は、7月31日までにぜひご署名下さい。当事務所でも受け付けています。
またホームページも開設されているので、ご覧になって下さい。

2013年6月1日土曜日

清掃活動

この春から、当アカデミーで中学生を対象とした学習塾を開講しています。この学習塾は、実は私が主宰者ではなく、冨士塾長という若く清廉な彼が責任を持って行っています。
この「垂水アカデミー学習塾」は、年に数回、社会貢献活動を行い、教科学習以外にも、少しでも世のお役に立つことを通じて、「社会」に触れ、これからの人生に役立たせてもらえれば、との趣旨で実施することにしています。
本日は、第1回目で、当学習塾周辺のごみ拾いを行いました。ほとんどの子たちが部活動で欠席でしたが、それでも来れる生徒さんたちと1組はお父さんまでも「出動」いただいて、1時間程ですが、皆で福田・向陽地域~名谷町交差点付近まで、行きました。
かなりのごみの量です。一番多いのは、何と言っても、ポイ捨てのタバコです。そして、座布団から電卓まで、たくさんありました。ある所では、子猫の死骸まで…。役所さんにお電話しましたが。
帰ってから、子供さんたちに私から、「タバコが一番多いということは、大人のマナーが悪いということです。私達が清掃活動をしなくても、きれいな街が保てたらいいのですが」というお話をしました。
しかし、なぜかしら、気持ち良く歩道を歩ける気分になりますね。
これからも、貢献活動は引き続き皆さんと共に、行って参るつもりです。