2015年12月31日木曜日

年末雑感

 今年も大晦日になりました。本当にあっという間の一年でした。とにかく、今年は大勢の皆様に再度市会にお送りをいただき、「さあ、これからだ」という矢先に、私達地方現場の実情をよそに、所属の維新の党が分裂、解散してしまうことになりました。極めて、残念なことでした。
 更に、12月28日付けで私のおおさか維新の会(兵庫維新の会)への所属は「保留」との文書通知がありました。理由は、市会会派が分派していることが、分かりにくいからだ、という理由です。
 そもそも私達は、4月12日に維新の党の公認で、議員定数や報酬の削減など様々な政策を掲げて、10人を市会議員として有権者の皆様にお送りいただいた訳です。だから、国政レベルで分裂しようとどうなろうと、少なくとも神戸市会の私達10人は、分裂を避け一丸となって、政策を遂行しなければならない、という考え方が、私を含めたいわゆる会派執行部の姿勢でした。また、維新の党10人そして民主党1人の議員間の人間関係も極めて良好であった、と振り返るものです。
 ところが、おおさか維新の会になり、11月22日の大阪知事・市長選挙の勝利によって、突然、維新政治塾出身である会派所属の5人の新人議員が、「大阪の選挙が勝ったこの勢いで、すなわちこれが維新なので、自分たち維新塾生の5人で離団して独立したいので、議員団総会を開いてほしい」旨の申し出が、当時、維新の党市議団幹事長であった私に、ありました。これが、11月24日の夜の出来事でした。
 私は、「議員団総会は26日に開催予定なので、その時にしよう。それよりも何が原因でどういうことなのか、事前に話し合いをしよう」という旨を伝えましたが、結論ありきだったと思います。結局、26日の議員団総会の1時間前に代表を含めて私達と話し合いました。その時は、離団届は「一旦預かり」、目の前の明日から始まる市会活動に全力で務めるべき、との事で、市会閉会後に改めて話し合うことになりました。
 その間、彼らと話し合いを私も何度か持ちましたが、結局「話し合い」というものにはなりませんでした。「大阪指令」という印象を持ったのを、今でも鮮明に思い起こします。
私達は、神戸市会議員なので、神戸での改革をはじめ神戸の施策充実に取り組むことが第一の役目だと、私は考えていますし、恐らく他の大半の市議もそう捉えているだろうと推察します。
 橋下徹前大阪市長は、退任の挨拶で、「新市長のもとでは攻撃的な主張を控えて修正妥協で一致点を探っていく、そういうことをしっかりとやっていただきたいと思います」と述べています。また、吉村新市長も当選直後に、「政治は合意形成である」といって、早速各会派の挨拶回りをされたとの記事が新聞に掲載されました。
神戸で起こっていることは、全く逆のことだと思います。極めて、残念な思いでなりません。
いずれにせよ、選挙中に申し上げた公約の実現に邁進することが、今期私に課せられた使命であることを肝に銘じ、全力で神戸市政の発展に努めて参ります。
新たな気持ちで、皆様とともに新年を迎えたいと思います。来年も引き続き、よろしくご支援・ご指導の程、お願い申し上げます。
 皆様、良いお年をお迎え下さい。

2015年11月18日水曜日

神戸マラソン

日曜日は、神戸マラソン2015の開催日でした。例によって私は、第9救護所の医療搬送ボランティア(消防団員)として参加しました。目の前を約18000人のランナーが、様々な表情で駆けて行きます。先頭集団は別として、一般の皆さんの姿には、やはり今年も感動しました。「感謝と友情」がテーマでしたが、何となく心に響くものがありました。これからもこの素晴らしい行事が、神戸で続いてほしいものです。
ところで、うちの救護所では今年は、医師の要請により2名の救急搬送がありました。救護所が、22,1キロ地点でしたので、ちょうど半分を過ぎたところです。私は、悔しいだろうなと思いながらも、やはり体調・健康が一番なので、大事に至らず、良かったな、とも感じました。
出場された皆さん、本当にお疲れ様でした。そして敬意を表します。

2015年11月10日火曜日

阪神水道企業団視察

 本日は、阪神水道企業団の管内視察がありました。阪神水道企業団とは、琵琶湖・淀川の水を神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市の4市が共同管理をし、水道水を作っている特別地方公共団体です。地方公共団体なので、議会があり執行機関があるという組織になっています。
 視察先は、大阪市東淀川区にある大道取水場と尼崎市南塚口町にある尼崎浄水場です。
 阪神水道企業団としては、淀川の2ヶ所(大道取水場と淀川取水場)から水を引き、尼崎と猪名川の浄水場で水道水になって、4市に地下の管を通じて送られて来ています。
 オゾンや活性炭の処理も十分にされ、また魚を使った水質検査、集中管理システムなど数々の工程を経ています。
 人の侵入も含めて、命の根源である水は、厳重に管理されています。そして、おいしい水が私達に提供されていますので、安心して飲んでいただきたいと思いますし、大切にしなければならないなと感じました。
 写真は、私達の水道水を最初に引っ張って来ている淀川の大道取水場の取水口です。

2015年11月2日月曜日

雅楽演奏会

 先月の29日、神戸市立星陵台中学校で芸術鑑賞会と称して「雅楽コンサート」がありました。
 「伝統と文化を尊重」することが明記された教育基本法の改正により、音楽においても今まで以上に日本の伝統音楽の鑑賞に力を入れていくことが、求められています。
 この度は、宮内庁式部職楽部の指導を受けられている兵神芳楽会の皆さんにより、「管弦」と「舞楽」が総勢20人以上で披露されました。
 星陵台中学校生徒の皆さんの鑑賞態度は、極めて優良で、演奏会自体も格式ある雰囲気となっていました。途中には、何人かの生徒さんに楽器体験もしてもらい、芳楽会の先生からも大変詳しい曲目や楽器、また雅楽の由来などの説明がありました。
 ほとんどの生徒さんや先生方も初めて触れたのではないかと思います。やはり、直接の体験によって伝統が継承されるきっかけになると思います。また生徒さんの感想を聞いて参りたいと思っています。
 日本の伝統文化を大切にする機会を、少しでも作っていけるよう、これまで通り力を尽くして参りたいと考えています。

2015年10月28日水曜日

9月議会終了

 昨日で9月議会が終了しました。議会中も政務活動費の検討会は同時に開催され、委員の先生方は、なおお疲れだったこと思います。
この度の議会期間も、あっという間でした。日中は、委員会質疑の打ち合わせや勉強会、維新対応や会派内の打ち合わせ、10月の連休は、海神社海上渡御祭への奉仕、その他ご相談の対応等、気の休まる間がほとんどありませんでした。
次期市会開会は、11月27日ですが、その間に大阪知事、市長選挙もあり、気忙しい1ヶ月間となりそうです。いずれにせよ、様々な公約実現に向けて、一歩一歩力を尽くして参りたいと考えています。
この度の決算特別委員会では、10月13日に総括質疑を市長・副市長に対しまして行いましたので、神戸市会のホームページでご覧下さい。
内容は、以下の通りです。

1、三宮再整備にあたり、特に神戸の顔となる「駅舎」整備について。
2、新神戸駅と神戸空港の連結、アクセス延伸について。
3、義務教育終了までの医療費無料化に向けて、まずは小学校入学前
  までの実施について。
4、来年9月神戸開催のG7保健大臣会合について。
5、戦略産業、特に水素産業と航空機産業の育成について。

以上です。

2015年10月7日水曜日

決算質疑

9月15日より、市会が始まっています。政務活動費問題やら維新の党問題やら、悩ましい問題が周囲に山積していますが、今日は、決算特別委員会の消防局質疑の担当日でした。
以下に、質疑内容を項目だけ記させていただきます。詳細は、神戸市会のホームページでご覧いただければ幸いです。
1、救急現場のホスピタリティの向上について。
2、携帯電話からの119番通報の受信について。
3、防災の継承について。
4、消防音楽隊について。
5、消防団員の確保について。
6、消防職員の採用と新人育成について。

2015年9月2日水曜日

委員会行政調査

 一昨日より、福祉環境委員会の行政調査があり、本日無事終了させていただきました。調査項目は、福岡県大牟田市の地域包括ケアシステムについて、熊本県の認知症熊本モデル医療連携について、熊本市の動物愛護センター、そして九州大学伊都キャンパスにおける水素プロジェクトの概要について、それぞれご説明と視察をさせていただきました。
どの事業・施策も、きめ細やかな対応と地道な仕事ぶりで、感心することばかりでした。
神戸市においても、それぞれの施策と比較対応しながら、維持すべきことや発展させるべきことなどを整理しながら、今後の活動に生かして参りたいと思います。
調査内容の詳細については、後日市会から報告されますので、ご覧下さい。
写真は、九州大学水素エネルギー国際研究センター内にある水素ステーションにて。

2015年8月30日日曜日

全国消防救助技術大会

 昨日は、第44回全国消防救助技術大会が神戸市で開催されました。陸上の部は、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで、水上の部は、神戸市立ポートアイランドスポーツセンターでそれぞれ開かれました。
正に全国の精鋭隊員が、1000人終結し、素晴らしい訓練披露がされました。訓練種目の内容を見てみますと、陸上の部では、ロープブリッジ渡過、引揚救助、ほふく救助、はしご登はん、ロープブリッジ救出、障害突破、ロープ応用登はんの種目を、決められた所要時間内でどれくらい遂行出来るか。また水上の部では、溺者搬送、溺者救助、人命救助、水中結索、水中検索救助、複合検索、基本泳法の7種目となっていました。
私も最終種目と閉会式にしか参加出来ませんでしたが、目の前の全国の隊員たちから凛々しさ、清新さ、責任感の強さ等を、また場内アナウンスからも、感じることが出来ました。
私も前議員時代に、少しお手伝いさせていただいたのですが、今大会は、昨年、篤志団体さんから多額の寄附をいただけることになり、神戸市で開催することが出来ました。そのご寄附がなければ、三木の兵庫県消防学校での開催だったとの事でしたので、なお大きな意義があったと思います。また、震災20年の節目に、神戸で開催出来たことも、全国の隊員に対し、大きな意義を感じていただけたのではないかと思いますし、また神戸に対し一定の経済効果もあったように感じます。
スローガンは、「震災を決して忘れず、歩みを進めて」のようでしたが、「安全・安心」そして「防災」の意識を新たにした大会でもありました。

2015年7月29日水曜日

福祉施設職員激励会

 本日は、民間社会福祉施設職員激励会に、参加させていただきました。第66回ににもなっています。
 この会は、神戸市と神戸市社会福祉協議会が主催されて、民間の社会福祉施設、例えば保育所さん、乳児院さん、障害者福祉事業所さん、児童養護施設さんや高齢者福祉施設さん等々、市内にはたくさんの「福祉施設」があります。そこにお勤めの皆さんの日頃のお仕事を労い、激励、親睦を深め今後のご活躍を期待するという趣旨で開かれています。
 特に、5年以上勤務されている方に、市長感謝状が贈呈されることになっています。今日も各施設業界代表の方々に、久元喜造市長から贈呈されました。
 私も今日は、市会の福祉環境委員会委員長ということで来賓挨拶というお役があたっていましたので、私なりに現場をお支えいただいている皆様への激励と敬意の気持ちを、伝えさせていただきました。
 今日の参加者は、約600人ということでしたが、恐らくお仕事やご家庭の都合で来れなかった方もたくさんおられたことかと思います。
 職員の皆さんがおられなかったら、福祉サービスは提供出来ません。こうして、皆さんを労い、食事や抽選会を楽しんでいただくことは、私は大変大切なことと考えています。
 これからも、神戸市さんも神戸市社会福祉協議会さんも現場の皆さんを応援していただき、続けていってほしいものです。
お勤めの皆様、日々本当にお疲れ様です。そして、有難うございます。

2015年7月26日日曜日

市政報告会

 昨日は、選挙後初めての市政報告会を舞子ビラさんにて、開催させていただきました。
 私なりのこの数ヶ月間の皆様への報告とこれから4年間の決意についてお話させていただきました。ご参加下さった皆様は、全員人生の先輩方でしたので、皆様から様々なご激励とご指導を賜りました。大変有難いことであり、私が大切にしていることです。
 また皆様からも、紙に書いていただいた方、直線お話いただいた方、後日FAXで送ると言われた方、いろいろ方法でご意見をいただいています。これらは、全て私にとっては、貴重な宝物です。
具体的なご要望やご相談、また気持ちとして受け止めるべきもの、全てを今後の活動に生かせて参ります。
大変お暑い中、ご参加いただいた大勢の皆様にこの場を借りて、改めて御礼申し上げます。
今後ともご支援・ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

2015年7月17日金曜日

実地視察

本日は、台風11号の影響で垂水区内も避難勧告が発令されたり、塩屋町で土砂崩れがあり現場確認と安全確保の要望をさせていただいているところです。まだ予断を許さない状況が続いています。
さて、先日、福祉環境委員会で午前中審議の後、午後から実地視察を行いました。視察場所は、中部在宅障害者福祉センターと東灘区魚崎にある東クリーンセンターです。
在宅障害者福祉センターは、市内に3ヶ所ありますが、兵庫の駅前にある中部在宅さんは、特に就労支援を行っているということが、特長です。
ビルの2階~4階の細長いスペースで様々な機能を果たしています。まず見せていただいたところが、ワークセンターひょうごと名付けられた訓練室です。知的障害者の皆さんを対象に、実際の職場に出るための訓練、作業として出来るかどうか、朝出勤した時にタイムカードを差せるかどうか、作業時間としてどれくらい仕事が出来るかなど、本当に作業「訓練」そのものです。
私達が行った時は、皆さん紙袋の製作をされていました。筆に糊をつけて、紙袋の底の部分に塗りつけます。そして、丁寧に折って完成させます。また一方では、商品を紙で包み箱詰めします。本当の仕事がそこにある訳です。スタッフの方が、それぞれのワークスペース、机ごとにおられ、丁寧に話をされています。とにかく、きめ細かなサービスが提供されていました。また3階には、障害者の方のデイサービス、4階には自立センターひょうごという施設で、主に知的障害者の方を対象に、創作活動や生活介助を中心に、デイサービス的な雰囲気でされていました。
この自立センターひょうごさんも、来られる皆さんが高齢化しているのが課題の一つだと言われていました。また看護師さんも配置されたとの事でしたが、まさにマンパワーがなければ、何のサービスも提供出来ません。そして、この中部センターだけでいいのかどうか、全市的なサービス提供のバランスとしてどうなのか、などきちんと整理しておく必要を感じました。
福祉サービスは、人材の確保とその育成が、今後サービス提供出来るかどうかのキーポイントです。少々時間がかかるかも知れませんが、安心出来るまちづくりのために、私はこの点については今後も力を入れて参ります。

2015年7月12日日曜日

アジュール舞子海開き

 昨日は、アジュール舞子の海開きがありました。カンカン照りではありませんでしたが、暑さは真夏そのものでした。始めに小石拾いを皆さんでされることになっていましたが、申し込んで小さなバケツを受け取るための長蛇の列。これだけ多くの皆さんが、今から利用する海岸の小石拾いプロジェクトに参加されていたことに、大変感心し驚きました。長蛇の列も暑い中、本当に整然としています。その後は、ヒラメの稚魚をそのバケツを使って放流ということで、子供さんたちも大喜び。平和な夏の土曜日がそこにありました。5月の神戸市環境局の水質調査結果は、AAという最高の判定基準ですし、ふん便性大腸菌群数も不検出となっており、更に海水放射性物質濃度調査でも、不検出となっています。安心出来る海水浴場ではないでしょうか。
警察や消防の皆さんをはじめ、地元の防犯協会の方の見回りもあり、この夏も無事故で楽しい海水浴場であってほしいと願うものです。

市政報告

7月3日、定例市会が終了した。本来であれば、少しではあったが議案や委員会での議論等を報告させていただくべきであるが、任期開始早々、「ゆゆしき政務活動費問題」が生じた。
6月11日の任期開始日の「全体議員総会」という場で、神戸市政治倫理綱領に基づいた「誓約書」なるものに、全員が署名したところである。
今回の案件は、自民党神戸という私の記憶では、もう5~6年前からある会派が、調査委託費の名目で1000万円以上の不透明と思われる支出をし、それを「甘かった」等という理由で、どこの誰からの金なのか知らぬが、それをもって市に返還するというものである。そして、7月6日に利子付で返還されたとの事である。
これまでのテレビニュースの取材によれば、払われたとする領収書の相手方は、「調査もしてないし、支払われたこともない」とコメントしている始末である。
これが、もし本当であれば、公金横領か詐欺事件である。
金を返還するということは、少なくとも、不透明か不適切あるいはウソだったということである。これで世間の許しを請おうというのであろうか。
本来、市会議員の仕事とは、市民福祉の向上を願って、皆さんとの直接的な仕事をすべきところであるが、この案件については、税金の使途そのものであるので、疑惑のお金を返して終わりだと、この世の中、警察や検察など必要ないのである。
私達維新の党としても現在協議中であるが、今後、代表者会議での議論を中心に、神戸市会としてもこのままで終わらせるということなく、信頼回復に向けて、しっかりと取り組んでいくという旨は、他会派の団長さんからも私個人にも直接示されましたので、今後の推移をしっかり見守っていただきたいと思います。
そして合わせて報告しなければならないが、私達10人の維新の党市会議員団を結成しているのであるが、6月12日に私達が選挙中訴えてきたいわゆる「改革」に大いに賛同していただいた西区の民主党公認の前島議員1人を、市会内で同じグループに入ってもらい、「維新の党・民主党合同議員団」という会派名にして、市会活動を始めたところである。
民主党公認の方でも、議員定数や報酬の削減に賛同されている議員がおられるのである。それは、自民党でも何人もおられる訳であるが。
民主党の合同と聞くと、「何しよんや!」といって維新の党の支援者の方々に私は、電話やハガキで怒られている始末であるが、私達は自民党であろうと民主党であろうとその他どんな政党であろうと、「改革」に賛同下さる市会議員の方とは、どんどん連携するべきだと考えている。
その理由は、ただ一つだ。維新の党としてのこの度の皆さんとの公約を少しでも実現するためである。
私は、選挙中も選挙前からも、街頭でもう何度言ったかわからないが、定数削減一つにしても、これは条例改正すなわち神戸市会だと、35人以上の賛成がないと実現不能である。いくら「身を切る改革」だといい格好を言ったところで、とにかく無理である。
そこで私達は、少しでも神戸市会で一歩でも前に進めるために、賛同する前島議員と市会内では活動を共にする決断をした。
維新の党の看板に民主党という看板が同時に付いている議会会派は、恐らく私達の神戸市会くらいであろう。前島議員は、民主党と言っても、これまでの議案の賛否と思想は、当然であるが、私達と合致するものであった。
とにかく、私に投票して下さった9000人以上の方々の重みは、大変重い。その皆さんの思いに応えるためには、仕事で応えていくしかない、と私は考えています。

2015年7月11日土曜日

中学校給食

 今年の11月頃から市内中学校で開始するとしている「中学校給食」が提供されるのを前に、先行実施されている近隣の福田中学校に学校長の薮本先生のお許しを得て、視察させていただきました。
 実は、任期開始直後の6月18日に議員団室で1食300円を払って、皆で試食したことはありましたが、学校現場で実際にどのように提供されているのか、を確認しておきたいと思っておりました。
 それは、中学生から「冷たい」や「申込数が減っている」など、あまり芳しい声を聞かなかったからです。
 10時頃に弁当業者さんから、学校内の配膳室という室温管理がされ、非常に清潔感のある部屋に、弁当のケースごと運ばれ、冷蔵庫やご飯は保温庫で保温された状態で、昼まで保管されています。昼食の提供される時間の直前に、配膳員さん、福田中学校では保護者の方が、棚にクラスごとに分けられ、当番の生徒さんが順序良くそれもスムーズに取りに来ていました。何にも問題ありません。
 当の給食ですが、私は給食というと、どうしても小学校の給食をイメージしがちでしたが、実態としては比較的小さなプラスチックケースに入った弁当だと思います。だから、冷たくて当たり前です。ただ量がさほど多くはないかな、と感じました。実際、私は夕方になるとかなりお腹が減りました。だから、中学生にはちょっと少ないかなと思います。しかし、カロリーは、800程はあると言われていました。
 あと1食の利用者負担額は300円で、小さなパックの牛乳が付いています。少ないとはいえ、外で300円であの弁当は食べれません。
 また食材も、教育長さんのお話では、神戸産を出来るだけ取り入れているとのことですから、けっこうなことです。
 保護者の皆さんからすれば、異物混入などがなければ、十分安心して申し込める給食弁当だと思います。また先生方も、半分以上の方々が申し込んでおられるとの事でした(福中では)。
 ちなみに、当日のメニューは、ハンバーグとスパゲティと酢の物でした。良かったです。また校長先生が、わざわざインスタントのお吸い物を出して下さいました。ご馳走になり、有難うございました。
 写真は、見ずらいかもわかりませんが、非常に丁寧で見やすい「給食カレンダー」です。

2015年7月5日日曜日

日本会議教育講演会

 生田神社会館で、日本会議兵庫女性の会さん主催の教育講演会に出席致しました。演題は、「これからの日本~天皇陛下のお言葉と、美しい日本の心」。講師は、皇室評論家の高清水有子さんです。高清水さんは、皇室取材特に秋篠宮家との交流が深いとのことでした。
私が特に印象深かったお話は、天皇皇后両陛下が、東北の被災地の方々を見舞われた時に、自分が生き残ってしまい、自分の命を若い人にあげたいと涙される高齢者の方に、皇后陛下が「生きていて下さって、ありがとう」と言われましたというお話には、本当に涙が出ました。
このお話だけではありませんでしたが、両陛下そしてご皇室の愛は本当に深いと感ぜざる得ませんでした。
そして、もう一つ印象に残ったお話が、両陛下が行幸啓された先では、今まで雨が降っていたのに止んだり、また部屋の中もなぜかパーっと明るくなっているような気がして、電灯が明るくなっているのかな、と思って取材を続けているとあることに気付いたというのです。
それは、皆さんが両陛下が来られると「笑顔」になっているのであると。
私はなるほどなと、思いました。その場の空気とか雰囲気というものは、そこに居るものによって作られるものと認識していたからです。
これからも、いついつまでも日本が、ご皇室があり続けることを願うばかりです。そして、天皇皇后両陛下をはじめご皇室は、いつも私達国民の幸せを願って下さっているということを、忘れてはいけないと思います。

2015年7月4日土曜日

現時点の思い

 昨日、定例市会が終了した。本来であれば、少しではあったが議案や委員会での議論等を報告させていただくべきであるが、任期開始早々、「ゆゆしき政務活動費問題」が生じた。
 6月11日の任期開始日の「全体議員総会」という場で、神戸市政治倫理綱領に基づいた「誓約書」なるものに、全員が署名したところである。
 今回の案件は、自民党神戸という私の記憶では、もう5~6年前からある会派が、調査委託費の名目で1000万円以上の不透明と思われる支出をし、それを「甘かった」等という理由で、どこの誰からの金なのか知らぬが、それをもって市に返還するというものである。
 テレビニュースの取材によれば、払われたとする領収書の相手方は、「調査もしてないし、支払われたこともない」とコメントしている始末である。
 これが、もし本当であれば、公金横領か詐欺事件である。
 金を返還するということは、少なくとも、不透明か不適切あるいはウソだったということである。これで世間の許しを請おうというのであろうか。
 そう思わせる話が、昨日行われた市会内での「代表者会議」なるものの中身である。非公開の会議であるが、ご参集の方々は、神戸市会を代表する公人ばかりである。そして、当事者を代表するお二人と。
 我が会派からは、当然北山代表が出席した訳であるが、その報告たるは散々たるものである。これは、あくまで私個人の認識であるが。
 要は、当事者のお二人から成果物と言われる「調査報告書」の提出があったことと、これ程の金額であれば当然議員団で話し合って決められるものではなかったのか、と問えば、団長だけで決めて使うことはあり、更に他会派の団長さんも、それはある、とむしろ擁護する話で、今後こういったことを無くすためにどうしたらいいのか、報告の様式を変えるべきではないか、等という話は少なくとも自民党・公明党・民主こうべさんからは、何も無かったというのである。主に発言していたのは、維新の北山と共産党であったということである。あの神戸市会の中の話であるから、私には実は十分に予測のつく話だが、一般の皆さんからすれば、どうでしょう。
 私は、正直幻滅し、あきれ果てた。そして、少なくとも昨日の話では、次の代表者会議の日程も決められたものではなかったというから、これはいわゆる自公民による「幕引き」と見なさざるを得ないのではないだろうか。
 私達は、このまま黙っているつもりは、毛頭ない。なぜなら、政務活動費の透明性なり、私は特に納税者の視点で「税金の無駄遣いは止めなければならない」といって、つい4月12日に垂水区の皆さんの多大なるご支持で当選させていただいたところであるからだ。
 本来、市会議員の仕事とは、市民福祉の向上を願って、皆さんとの直接的な仕事をすべきところであるが、このような「事件」が、勃発する事態だと、まさに政務活動費をはじめとする議会全体の改革に即着手しなければ、ならない。そして、それはまず維新の党の仲間と共にやらなければならない案件だ。疑惑のお金を、返して終わりだと、この世の中、警察や検察など必要ないのである。
 そして合わせて報告しなければならないが、私達10人の維新の党市会議員団を結成しているのであるが、6月19日に私達が選挙中訴えてきたいわゆる「改革」に大いに賛同していただいた西区の民主党公認の前島議員1人を、市会内で同じグループに入ってもらい、「維新の党・民主党合同議員団」という会派名にして、市会活動を始めたところである。
 民主党公認の方でも、議員定数や報酬の削減に賛同されている議員がおられるのである。それは、自民党でも何人もおられる訳であるが。
 民主党の合同と聞くと、「何しよんや!」といって維新の党の支援者の方々に私は、電話やハガキで怒られている始末であるが、私達は自民党であろうと民主党であろうとその他どんな政党であろうと、「改革」に賛同下さる市会議員の方とは、どんどん連携するべきだと考えている。<br>
 その理由は、ただ一つだ。維新の党としてのこの度の皆さんとの公約を少しでも実現するためである。
 私は、選挙中も選挙前からも、街頭でもう何度言ったかわからないが、定数削減一つにしても、これは条例改正すなわち神戸市会だと、35人以上の賛成がないと実現不能である。いくら「身を切る改革」だといい格好を言ったところで、とにかく無理である。
 そこで私達は、少しでも神戸市会で一歩でも前に進めるために、賛同する前島議員と市会内では活動を共にする決断をした。
 維新の党の看板に民主党という看板が同時に付いている議会会派は、恐らく私達の神戸市会くらいであろう。私は、皆さんご承知の通り、たちあがれ日本出身なので、党是の一つが「打倒民主党」であったので、個人的には正直あり得ない話であるが、そんなことを言っておっては、そう簡単に条例改正は、出来ないのである。
 前島議員は、民主党と言っても、これまでの議案の賛否と思想は、私達と合致するものであった。そして、議長も経験され9期の大重鎮の先生であるが、単なるご意見番ではなく、きちんとお役もしてもらい、「改革」の仕事を果たしていただこうと考えている訳である。当然、その話もした上で、合同議員団の11人となっているのである。
 今の私や私達のおかれている状況を、出来る限り正確にお伝えしようとすると、以上のようなことである。
 とにかく、私に投票して下さった9000人以上の方々の重みは、大変重い。その皆さんの思いに応えるためには、仕事で応えていくしかない、と私は考えています。

2015年6月24日水曜日

定例市会

 19日より、定例市会が始まりました。この市会は、改選後初なので諸役を決めることが、主な役割です。私は、市会運営委員会の委員と福祉環境常任委員会の委員長をお受けすることになりました。会派代表としてのポスト割ですので、いずれにしても責任のある役職です。と言っても、これも初めてのお役ですから、先輩の諸先生方にご指導をいただきながら、市民福祉向上をしっかり果たせる委員会となれるよう、力を尽くさなければなりません。また、会派内では、維新の党としては幹事長、合同議員団としては幹事長代理として、何かと連絡調整を始めとする気配りが、必要とされるお役です。毎日の全てが勉強である、という気持ちで、そして公約実現に1歩でも近づけるよう、まずこの1年務めて参ります。よろしくお願い致します。

2015年6月11日木曜日

9453名の皆様へ。

 本日より、私にとりましては、2期目の任期が始まりました。投票していただきました皆様には、改めて感謝申し上げます。2期目と言いましても、私の気持ちと致しましては、心機一転、新たな思いと1期目にはない重責を感じています。
 何が違うのかを考えるのですが、当然選挙結果の重さと、やはり前の4年間に一住民一納税者として市政を始め、政治を眺めて来た上で、税金と現実政治に対する「厳しさ」が全く異なった次元で身に付いています。
 選挙が終わってからこの2ヶ月の間に、すでに様々なことがありました。とりわけ、議会の中での私達維新の党のスタンスと会派運営です。やはり、周りの目と私達の実際の状況と、大きなとまでは言わずとも、差があることは事実でした。しかし、その差を差のままにしていては、現実政治としては、動かない訳ですから、この4年間に神戸市政をより一層グイッと引っ張る面と、議会内での私達がこれまで訴えてきた、いわゆる「改革」の面においては、やはり温度差があるように感じます。この辺りをどう埋めていくかは、やはり時間をかけて話し合っていくしかないでしょう。そして、その状況を共に、ご支持いただいた皆様に感じていただけるよう、まずは伝えていくことかと考えています。
 早速、個人的なお話から団体・区政・市政に関するご相談をはじめご要望をいただいております。一つ一つより良い解決、より良い神戸・垂水にしていくことが出来るよう、しっかりとした市会議員として、これまで以上に力を尽くします。また、少々の闘争はあるかもわかりませんが、国会議員が国益を考えるように、私は神戸・垂水益を念頭に置いて、活動して参ります。
 改めて本日より、よろしくお願い申し上げます。

2015年5月19日火曜日

都構想反対多数

大阪都構想が、僅差で反対多数の結果となった。橋下市長も、政治責任を取って次期大阪市長選挙に出ず、政界も引退すると明言した。橋下さんらしい姿である。
私は、極めて残念であるが、大阪維新の会が5年間、一丸となって政治生命を賭けてきたことであるので、大阪市長と大阪維新の会の職については、一定の責任すなわちけじめをつけなければならない。しかし、政界まで引退する必要はないと思う。なぜなら、69万4844票、得票率にして49,6%の賛成支持があったからである。確かに、二者択一選挙なので、1票差でも負けは負け、となるわけであるが、政治はそう簡単に白か黒かといった明快・明確な問題は、そうないものである。更に、これだけの大都市改革をしようとしたわけだから、「争点や中身がわかりにくい」と言われた意見が象徴的であったが、何か「変わってほしい」「変えたい」という、抽象的な意見・支持を基盤にしていると、こうなってしまうという結果を垣間見たように思うのである。そのあたりを、普通に、あるいは厳しく見られる年齢層が、何と言っても70代以上の方々である。
私は、この点については、自分自身がここ10年程の間に、体得したことであった。やはり、年配の方々は、主張だけを聴いているのではなく、本人や政党の姿勢や様々な態様にもきちんと目を向けられているのである。それは、恐らく人生経験から自ずとそうなるものであろうと推測するものである。
実際、私が大阪維新の応援に行った時に、大勢の皆様からご支持の声やメッセージをいただいたのも事実だったが、年配の皆様からは上から下までを見られているといった視点も感じたものであった。
そしてもう一つ、そう簡単に政界引退を軽々しく言ってもらっては困るなと感じることは、記者会見で橋下さんが言われていたが、住民の皆さんの考えをくみ取れてなく、それが政治家としての能力が一番欠けているところだ、という旨のお話があった点だ。何と言っても、69万4844票という莫大な支持があったのだから、そう簡単に無下に見てもらってはいけないと思うからである。
橋下さんのことだから、言われたことをされようとすることは、私ですら容易に想像出来ることであるが、12月まで大阪市長の任期はあるので、是非熟考していただきたいものである。
私達、神戸市議団も昨日会議をし、全員意見してもらって今後の方向性を確認したところである。私も含め団としては、4月に大勢の皆様からいただいた期待にこの4年間でしっかり応えることが、責務であるという認識が、全員にあった。橋下さんが、最初から一緒に神戸で仕事をしてきたのならともかく、最初からいない訳だから、維新の党として持っている、また橋下さんの改革精神をしっかり保持して、これからの市政運営に携わらなければならない。これが私達の確固たる決意である。また兵庫県総支部としても、同様である。面白可笑しく報道されたり、噂されたりするのが私達の会であるが、上記のところが真実である。
それにしても、日々民主主義について私なりに色々考えるのであるが、今回の住民投票や橋下さんのこれまでの軌跡については、年齢も近いということもあって、学ぶべきところが、実学として本当にたくさんあった。そして今思えば、日本維新の会で合同して、石原慎太郎さんが共感をして、橋下さんを育てるんだと言われていたことが、大変良くわかった。しかし、最後まで責任を持ってほしかったというのが、私の見解である。
いずれにせよ、私達は、力を合わせて着実に一歩一歩進んで参る決意です。

2015年4月16日木曜日

当選御礼

この度のご支持・ご支援に心より感謝申し上げます。大きな責任を感じています。
選挙中、垂水区内各所で訴えて参りましたことを、これから4年の間に、神戸市政を通じて一つ一つ着実に実行しながら、区内の皆様にしっかりと状況を伝えていきたいと考えています。維新の党の一員として、また垂水区内の皆様の代弁者として、活動して参る決意です。
よろしくお願い申し上げます。
ちなみに、任期は6月11日からです。

2015年4月4日土曜日

個人演説会

選挙戦二日目となりました。本日も朝から街頭演説を繰り返しました。少々長時間に渡っていますが、私の考え、そして維新の党の姿勢、ムダの削減や市税収入の確保の重要性、介護職をはじめとする福祉職の確保、子供さんへの支援、と大きく3つのテーマについて訴えています。
やはり、政務活動費の使途や議員辞職勧告決議時の報酬の支給停止の問題は、皆様、関心が高いように感じます。真剣に私の訴えを聴いて下さっています。今までにないことです。私も相当しつこいと恐らく思われるくらい、納税者の視点で街頭演説を昨日より繰り返しています。引き続き前半戦は、私達が一番強調している身を切る改革について、しっかりと訴えて参ります。
また今晩は、塩屋公民館にて個人演説会をさせていただいたところ、大勢の有志の方にご参集いただき、本当に有難いことです。また応援弁士に、清水貴之参議院議員も来て下さり、大いに元気付けられました。
明日も朝から行事をはじめ区内を駆け巡って参ります。
私は、依然厳しい戦いになっていますが、最後まで諦めずしっかりと訴えとお願いを繰り返し続けます。
皆様、ご支持・ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

2015年4月3日金曜日

お知らせ

市会・県会議員選挙の告示日となりました。
本日午前11時より、垂水駅東口前の広場にて、出陣式および第一声を行います。ぜひご参集下さい。

2015年3月22日日曜日

街頭演説会

昨日は、垂水駅西口にて街頭演説会をさせていただきました。ポスターの告知通り、参議院議員の清水貴之さんにもお越しいただき、県会候補予定者の川口まさるさん共々、お訴え致しました。
私からは、まず維新の党の候補予定者として、何の務めがあるのか、何の役割があるのかについて、2点お話致しました。そして、ムダの削減や身近な行政サービスを一番提供している神戸が、出来るだけ国の関与を受けずに迅速に意思決定をし、実行に移すことの大切さについて、垂水の実情に即して訴えました。清水貴之さんも、国政で政治とカネの問題で維新の党が取り組んでいることや、維新の党でのこれまでの私の経緯などについて、お話いただきました。
連休中のお休みの中、大きな声での励ましのご声援、ビラを受け取っていただきました皆様、立ち止まって聴いていただきました皆様、本当に有難うございます。次期市議選において、依然私は大変厳しい中にありますが、もう一度、一市民一納税者の視点に立って、どこまで私達の思いが、約22万人の垂水区の皆様に届くのか、挑戦を致す決意です。皆様、よろしくお願い致します。

2015年2月22日日曜日

第1回党大会

維新の党、第1回党大会が大阪にて開催されました。ここのところ、第1回党大会と名の付くことが多かったものですから、今後は落ち着いて続いていってほしいと思っています。江田代表も橋下大阪市長(最高顧問)も、要するに「国と地方の役割をきちんと分担して、地方交付税を辞めて消費税を地方に直接持っていけるようにするなど、東京集中を大阪だけでなく地方に分散させていこう。まず、長年言われながら出来なかった大阪の二重行政の解消から始めて実行しよう」と力説されました。私は、日本維新の会の時からそうですが、私達は、とにかく一番身近な地方行政の意思決定を直接現場である地方が行い、財源も国から地方に移し、目の前にある市民サービスを即実行出来る体制を整えようとしている唯一の政党だと認識しています。地方政治に一番求められている課題です。それをとにかく実行しようとしている、それもまた唯一の政党です。橋下さんが、今日言われていましたが、「今までの市会議員は、港湾のことだとか、経済がどうだとか、国の話も何も一緒くたにして、やっていた。恥ずかしい話だが、大阪市の図書室の蔵書数が日本一少ないことがわかったが、そういう身近な一番市会議員が気付かなければならないことを、ほったらかしにしてしまった結果ではないか」という旨の話をされました。大事な視点です。そういう意味では、今は市会議員、県会議員、国会議員の役割が極めて曖昧であると思います。だから、国会の予算委員会の内容が何でもありになっている、裏を返せば、日本はまだまだ国行政主体であることの証明です。この辺りは、これから私達が全国で地方の実情をしっかり把握して、皆様に少しでも知っていただき、国で議論してもらい、そして少しでも実行に移す、これを私達維新の党の地方メンバーが行わなければならないことです。少なくとも、私達神戸のメンバーまた兵庫県のメンバーは、一丸となって、皆様にも訴えて参りたいと思います。橋下さんは、今日もざっくばらんに、いろいろお話されていました。「本当に代表を辞めて、良かった。横で見ていると、江田さんが代表になって品が出てきた」と。面白いお
話です。他にも様々な共感出来る話をされました。共に地方再生のために、頑張って参ります。また、今日は江田代表より公認証の交付がありました。いよいよ、選挙です。

2015年2月11日水曜日

建国記念の日

本日は、建国記念の日を祝う会が県民会館で開催されました。日本の国の紀元について、改めて認識し国家を見つめ直す機会となるべき日です。式典後は、阪神淡路大震災時に、自衛隊の最高指揮官として活躍された松島悠佐氏の講演がありました。松島先生は、現場である自治体、消防や警察と日頃から連携しておく必要性を何度も訴えておられました。震災時に、普段からの連携が出来ていなかったことからの反省で言われておられます。今はそんなことないと。そして、結局は自衛隊の存在が憲法解釈によって成り立っていることの危うさと、国家緊急事態になった時の法整備や国民の認識がしっかりしたものになっていない、出来ていないということも強く訴えておられました。結局は、自主憲法の制定すなわち憲法改正の必要性をお話になられました。松島先生は、今の憲法だと自衛隊の存在自体が、本当は問題だとも言われました。ならば、なくさないといけないと。私が学生時分から感じていたことを、そのままお話されました。やっぱり、自衛隊幹部の方もそう思われていたんだな
あ、と実感をしました。自衛隊の皆さんがあまりにも気の毒です。私達、国民の安全保障という国家の根本的な役割について、まずは一人一人が向き合わなければ、いつまで経っても曖昧な解釈で子供達にも説明しづらい状態では、国家の安全が保障されているとはとても言えないと改めて感じます。写真は、生田神社さんによる「豊栄の舞」。

2015年2月8日日曜日

チャリティーショー

本日は、もちつき大会などの他に、レバンテホールにて阪神淡路大震災20年チャリティー歌謡ショーがあり、ご挨拶に伺いました。出演者は、新沼謙治さん、瀬口侑希さん、大沢桃子さん、星まさるさん、そして地元垂水小学校のwakuwakuコーラスの皆さんと舞子高校の環境防災科の皆さんです。震災20年の節目にレバンテで、星まさるさんはじめ兵庫県や関係の皆さんで、こうしてチャリティーショーが垂水で開催されることは、大変嬉しいことです。文化である「うた」は、生きる力、そして人生を豊かにする力があります。「創造的復興」と元知事が提唱されていたように、兵庫県に増して神戸市も20年を節目に「文化」に更に力を入れることが出来るよう、私は引き続き訴えて参りたいと考えています。いい選曲で、すばらしい歌謡ショーでした。

2015年1月18日日曜日

震災20年

 昨日は、あの震災から20年となりました。東遊園地にて、午前5時46分黙祷を行いました。例年の一体何倍だろうかという人出です。これだけの皆さんが、亡くなった方への祈り、これから生きていこうとする希望や責任、防災の街への期待など、様々な思いを持っておられるんだなという実感を得ました。あの破壊された神戸の街が、20年をかけてハード面ソフト面様々な側面を自分たちの先輩にあたる方々が再興させてきたものを、私達がまずそれらに思いを馳せ、大切にする気持ちを、忘れはしませんが、しっかり持つことだな、と今自分が40代になって感じることです。そうすれば、自然に次世代に継承することも出来ると思います。生かされた私達は、街のため人のため、そして歌にも出てきますが、亡くなった方々の分もしっかりと生きてゆくことです。私が現実的に政治を目指そうと決意した深層に、やはりこの震災があります。今後、自分たちがあるいは政治が、どのような貢献が出来るのか、常に考え続けることが、私達の使命です。
 さて、例年通り、地元小学校にて防災訓練が行われました。学校開放も合わせて行われていましたので、保護者の皆さんも共に見学し考えるきっかけになったのではないかなと思います。その後、どんど焼き・左義長もあり、正月行事も一つの区切りを迎えました。 また、震災式典にご出席のため、天皇皇后両陛下が16日神戸にお着きになられました。神戸空港にて私も奉迎に参りました。本当に有難いことでした。翌日、無事に帰京されました。両陛下が、国家の安寧を常に願っておられることに感謝申し上げ、私達国民は、そのことを忘れてはいけません。
 さて今年は、統一地方選挙の年となりました。この度は、維新の党の一員としてこの垂水区から再挑戦致します。この三年半、あっという間でしたが、周囲の方々をはじめ、街頭でお声掛け下さる方、またお会いしていなくてもいつもご支援下さっている方々、皆さんのお陰で何とか活動させていただいています。より良い神戸を創ることが、より良い日本を創ることになりますし、より良い日本を創ることが、より良い神戸を創って参ります。そう信じて、また明日から頑張って参ります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。