2017年6月22日木曜日

名谷小新校舎

本日は、名谷小学校に図書室や音楽室、家庭科室、また郷土資料室などが入る新校舎の竣工記念式典が行われ、出席させていただきました。来賓の方々や関係者の皆さんの数に、まず驚きました。創立144年の長い歴史をこの人の多さで感じつつ、地域柄を象徴する小学校の一つだなと強く感じました。
子供さんたちからも、これまでの歴史の紹介や元気いっぱいのお歌も披露され、立派な式典でした。
新しい校舎を有効に使って、生活力や学習力を一層高められ、新校舎竣工を機に更に地域に根差した名谷小学校らしい児童、学校となりますことを心より期待致します。

2017年6月10日土曜日

井戸敏三知事

本日は、第140回神戸大好きあすのKOBEを創る会があり、井戸知事をお迎えしました。「兵庫の未来を切り拓く」と題して1時間半を越えるお話でした。来年は兵庫県政発足150年の節目に当たることを契機に、過去・現在・未来それぞれの考察を資料を元に講演され、私も県政の大変身近で分かりやすい勉強会になり、感謝です。
新暦の1868年7月12日に摂津の一地域を県域に発足し、その後8年後に播磨・丹波・但馬そして徳島県であった淡路を編入し、「雄県兵庫」が誕生、その時に大久保利通が「開港場(神戸港)を有する兵庫県が県力の貧弱となるのは好ましくない」と発したとされるこの言葉が、私には大変印象的でした。すなわち、日本の縮図と言われる兵庫県の舵取りは、誰にでも出来るものではない、と改めて認識致しました。大切な節目、井戸知事に引き続き担ってほしいものです。
兵庫県選挙管理委員会さんは、7月2日の投票日を「ナ(7)ツ(2)だ、選挙だ」と言われているそうです。ぜひ、7月2日は投票所へ足をお運び下さいますよう、よろしくお願い致します。

2017年6月5日月曜日

フルートコンクール

昨日は、第9回神戸国際フルートコンクールの祝賀記念パーティーに出席致しました。私は、コンクールの演奏そのものを聴くことは出来ませんでしたが、パーティーでも神戸市室内合奏団さんと前回の優勝者でいらっしゃるセバスチャン・ジャコー氏による演奏を聴かせていただきました。普段の喧騒とまではいかずとも、時間に追われた日常生活から解き放たれた大変心豊かなひとときでした。また、あのスーパーキッズオーケストラの皆さんもガラコンサートに続き、演奏いただき大変嬉しく思いました。
久元市長が、広く市民に浸透していないことを理由に公費負担を止める決断をし、民間の皆さんや企業の皆さんの寄附や応援によって、文化を育もうとされたことが、本当に見事に成功を収められたことが、久元市長も挨拶でおっしゃいましたが、私にはこのパーティーで自ずと伝わって来ました。私も市長の決断に、一瞬「えっ」と思った一人ですが、文化やこのような世界大会の開催都市の地味な本来の姿が今回あったのではないか、と感じました。それだけ、市長の決断は市民や経済界にこれだけ大きな影響を及ぼすということも、肌身で感じました。素晴らしい会でした。
また来週の市会開会日の冒頭に、フルートと室内合奏団さんとの演奏を、議場でしていただけるとのお知らせが本日ありましたが、大変和やかで上品な応援で、神戸市会としても、大きなアピールになり、薫り高い文化のまちを標榜している私としては、大賛成です。10分程の短い時間のようですが、楽しみです。フルートだけでなく、他の文化に対してもいろいろな角度から応援出来たらいいですね。

2017年6月4日日曜日

白駒妃登美先生

昨日は、日本会議兵庫女性の会主催の教育講演会が、生田神社会館であり参加致しました。白駒先生は、埼玉県生まれの福岡県在住で、学生時代に古典の先生の授業から日本の歴史に興味を持ち始め、今では「博多の歴女」として人気を博し、学校などでの講演やテレビ・ラジオ出演は年間200回以上というタフな先生です。
日本の歴史、君が代の由来、命より大切なものについての考察、道徳心や海外の人々が感じた日本人の労働観、吉田松陰や西郷隆盛、神戸にゆかりのある楠木正成や島田叡氏のお話等々、約2時間「日本」が凝縮されたご講演でした。私も久々感激というか、元々涙もろい方ですが、講演中数回涙が出てきました。それだけ内容に芯のある話でもあり、ご自身が講演力のある先生でした。知識もそうですが、心がぐっと引き締まった講演会でした。機会がありましたら、ぜひ直接お話を聞いていただき、ご著書も多数出版されておられますので、ご覧になっていただきたいと思います。
有難うございました。

2017年6月1日木曜日

実地視察

昨日は、企業建設委員会で実地視察を行いました。1ヶ所目は、北区有野にある六甲ビール醸造所さんです。六甲ビールさんは、六甲山の湧き水で地ビールを作っておられますが、この度はブラタモリでも紹介された布引貯水池の水、「布引渓流の水」を使ったビールを開発されたというで、寄せていただきました。
製造過程を伺うと、水や原料の搬入から瓶栓をするまで、全て手作業。従業員さんも少数精鋭で、家内制手工業といった感じです。定番の六甲ビールをはじめ、限定品が数多くあり原料が全て神戸産という押部谷の桃を使った桃のビールや有馬の山椒を使った有馬山椒のビール、そして布引渓流の水を使ったあわじレモンのビールとしっかりとした味わいのあるアメリカンなビール、また20℃前後の飲むのが適している「熟」というビール等々、盛りだくさんなビールメニューでこちらもわくわくするくらいでした。少数精鋭のスタッフの皆様も、大切にビールを作っていただいている感が、伝わってきました。何しろ手工業なので、1日の生産瓶数も限界があり、また先程の熟は別として最終消費者に届くまで要冷蔵ということで、他の大手のビール社さんよりはどうしても割高になってしまうということですが、神戸のブランド感がたっぷりですし、ビール党の方々には様々なビールを味わえるという意味では十分楽しめ価値があります。布引渓流の水を含め、神戸の会社さんがこれだけの神
戸産を製造していただいていることを目の当たりにし、大変嬉しく感じました。神戸市も他の産業も含め、大いに応援してほしいものです。ちなみに、酒屋さんやレストランなどで置かれる場合も、直接取引ということなので、少しでも神戸を訪れる人も含めて、たくさんの人の目に触れて一度味わっていただけるように、拡がってほしいものです。ファンが必ず出来るなと確信致しました。
2ヶ所目は、神戸市道路公社さんに参りました。山麓バイパスと六甲有料道路、六甲北有料道路、そして5ヶ所の駐車場を管理しています。昨日は、箕谷インターを出たところにある公社の中央監視室と六甲山トンネルの北側入口の袖にある第3換気所を視察しました。中央監視室では、管理の道路を24時間、数名の職員さんが監視カメラやコンピュータ画面などで管理しています。落下物や事故などは、通報も受けながら消防、警察、阪神高速などの関係機関に適切に連絡が取れるようになっており、例え事故を起こした方が直接連絡を取れなくても、現場に来て対応していただけるくらいの監視体制です。
また六甲山トンネルでは、トンネルの中程にある非常口まで行きました。車が走っているトンネルに平行して、約1キロ程ある車が1台しか通れない洞窟のようなトンネルが、普段は換気用ですが、いざとなれば避難経路となっています。もし、車両火災などで煙が充満するような事態になれば、何とか避難口まで来れば脱出可能です。煙もより速く効果的に換気が出来るよう天井板を撤去し、ジェットファンに取り替える工事にも着手しています。また強力なスプリンクラーも見せていただきました。
このように、公社管理の道路の安心・安全が、しっかりと守られていることを確認させていただきました。橋の耐震化や拡幅工事などの改築事業もされているとのことです。トンネルを含めた道路管理には、多額の費用がかかりますが、それに見合う安心・安全の管理を引き続きお願いしたいと思います。