2013年4月25日木曜日

心新たに

昨日は、市内でお世話になっている方の祝賀会の後、かけはし塾生のつどいが平沼赳夫先生ほか、先生方をお招きし、東京で開催されました。日本を大切にし、足元からしっかり日本の国のことについて考える「志」を備える同志の皆さんに久しぶりに会いまた語らい、心新たに致しました。また、春季大祭の終わった靖国神社に参拝させていただきました。東京を訪れた時には、いつも参拝させていただくのですが、いつになく人が多いように感じました。拝殿前の社頭の掲示板には、毎月、家族や親戚への思いを書きながら、国難に立ち上がり戦場に逝った先人達の精神が記された手紙が、掲示されています。ちなみに、これらは遺稿集「英霊の言乃葉」として靖国神社より発刊されています。今日の日本は、勇敢に当時の日本やアジアのために戦った、それも本当に若い彼らの尊い精神の上に成り立っていることを、改めて深く認識するものです。ようやく、政権与党からそのメッセージが発せられるようになってきたことは、ごく自然な姿であると感じています。写真は、拝殿前にて。

2013年4月22日月曜日

旗振茶屋落語会

昨日は、素晴らしい晴天の下、須磨アルプスと呼ばれている一角の旗振山の頂上にある旗振茶屋で、桂三若さんの落語会がありました。山頂にも関わらず、たくさんの方がおみえになっていました。三若さんの落語や小話は、私も何度か聞かせていただいたことがあり、また大学の先輩にもあたるので以前から親しみを感じていたのですが、まさか旗振茶屋にまで上がって来られ落語をするとは、思ってもみませんでした。相変わらずの軽快な、がら声で話を進めておられました。桂三若さん、神戸のあちらこちらで活躍されておられますが、ますますのご活躍をお祈りいたします。それから、この旗振茶屋からの景色、神戸と大阪湾を一望出来る素晴らしいビュースポットです。まだ行かれたことのない方は、ぜひ一度訪れてみていただきたいと思います。写真は、桂三若さんと。

2013年4月18日木曜日

伊丹市長選をふりかえって

先日行われた伊丹市長選挙に、日本維新の会公認のいわき敏之さんの応援に参らせていただいた。
 結果は、日本維新の会として惨敗であり、各紙いろいろ表現されているが、当選された現職市長が、「大阪の市長や知事が伊丹に乗り込んで来て、ああだこうだと言われるのは、伊丹出身の自分としては、いかがなものかと感じた」とのコメントが極めて象徴的であるが、伊丹という市は「ムラ社会」が厳然と存在している町であることが明確になったということと、伊丹市には各地域に市会議員がおられることや投票数と投票率を勘案すれば、これまでの横の関係を大切にする町であることも、一方で明らかになったのではないか、と感じるのである。それが伊丹市の特性である。
 そもそも、いわきさんご本人もある一地域のご出身の市会議員であったので、市長選挙となると一定全市的にカバー出来なければ、当選は難しい環境にあったと言える。すなわち、応援いただいた地元市会議員は、たった一人であった。それでも、将来の伊丹市の財政や空港のあり方を展望した時、退路を断ち今こそ維新でたちあがろうと決意されたいわきさんと、市政でおかれる立場を越えていわきさんを応援された市会の先生に、まず賛辞とその労をねぎらいたい。
4月16日の神戸新聞32面の出口調査の記事の中で、最も投票で重視した点が、「実績」で、次いで「空港のあり方」であったと報じている。
 だから、国政に対する維新の会への期待と、伊丹市政への期待とは、全く異なったものであるということである。
「維新離れが急拡大」と報じていることは、全く「お門違い」である。
また、同じく神戸新聞2面に「橋下人気、神通力に限界」と見出しを載せているが、そもそも伊丹選対は神通力などという訳のわからぬもので、選挙をした覚えは、全くない。ちょっと、新聞社あるいは新聞記者の主観に過ぎるのではないか。
さて、そもそも、我々が所属している日本維新の会という政党は、どういった政党なのか。
 私の見解は、以下の通りである。一、自民党に次ぐ第二の保守政党である。二、地方の首長出身である両氏が代表を務めていることに顕れているように、国民の皆さんに提供する身近ないわゆる「市民サービス」を、出来るだけ地方ごとに見合ったサービスを機動的に、国の判断を待つ事なく素早く提供出来る仕組みを本気で考え、実行に移そうとしている政党である、三、選挙基盤というか支援組織がほぼ全くない、それこそふわっとした国民の思いを捉えながら、政治に生かそうとする政党である、との認識である。
 井戸知事が定例会見で、皮肉にも述べられたように、「擁立の目的を明確にする努力が必要」との認識は誠にごもっともで、実際、選挙中は、福祉や教育問題等、身近な問題については他の候補と主張が重なったところは、多々あったのではないか。
  地方が機動的に政策を実行するためには、やはり財政問題は最重要で、今回、日本維新の会が主張したように、公務員改革や民営化を図って、政策経費を捻出することは民間では当たり前のことではあるが、この点は全く伊丹の皆さんには認められなかった。
 次に現職市長と全く主張が異なったのが、やはり「空港問題」である。
まずどの候補が当選しようと、基本的には2045年までは、「存続」なのである。もう少し言えば、現在の伊丹市長を含めた周辺市と国の現在の方針である。この点は、数年前の橋下代表の「1にも2にも~9にも廃港」という映像をニュースで流していただき、よく煽っていただいた。
東京・大阪間を1時間ちょっとで走れる中央リニアが、2045年までに整備されると、東京大阪間の利用者が最も多い伊丹空港利用者は、やはり激減するだろう。そして、「騒音問題と環境問題を考慮して」というが、どうやって考慮しようというのか。今や関西空港そして神戸空港もあるのだから、安全の問題については、伊丹空港は両空港には劣る空港と言わざるを得ない。私が思うには、立地環境的には、「普天間」と同じではないか。ちなみに、パイロットの方々は、この伊丹空港をよくシュミレートするそうである。要は、離着陸が容易な空港ではないということである。
 離発着の枠もほぼ一杯で経営も民間である新関空会社がやっているにも関わらず、現職市長さんは、「国際線も飛ばす」と選挙広報で示されたが、無責任な主張だと私達は、主張してきた。
 しかし、ここは伊丹の有権者の皆さんの、圧倒的な支持が現職市長にあった。 今後の推移をしっかりと見守りたいと思う。
 最後に、候補者であった「いわき敏之」さん、本当に潔い戦いであった。また明るく親しみやすいお人柄であった。終わってからも、その潔さが表情に表れていた。
 また日本維新の会の国会議員、府会議員の先生方、党本部の皆様方、分け隔てなく献身的に活動される姿を直に拝見させていただいたことは、大変有難いことでした。
 いわき敏之さんをご支援いただいた皆様、日本維新の会をご支持いただいた皆様、そして街頭演説周辺の皆様や代表警護をいただいた皆様をはじめ関係各位の皆様に、衷心より感謝申し上げます。 誠に有難うございました。