2014年11月24日月曜日

神戸マラソン

昨日は、素晴らしい天候の下、第4回神戸マラソンが開催されました。私も救護ボランティアを頼まれ、第9救護所で活動させていただきました。市外からもたくさんの方が参加されたようですが、最初のランナーから最終のランナーまで拝見させていただきました。やはり感動をいただけるものがたくさんありました。「20年目のありがとう」が合言葉でしたが、そのような雰囲気をランナーからもボランティアの皆さんからも感じた半日でした。他の医療ボランティアの方とも、「大変いい行事ですね」とお互いお話させていただきました。けっこうたくさんの方が救護所に立ち寄られましたが、当救護所では、重体や重傷の方が出ることもなく、無事に予定通り閉鎖することが出来、ホッと致しました。今後も大会が継続されることを期待致します。

2014年11月22日土曜日

衆議院解散・総選挙

 衆議院が解散され、総選挙の運びとなった。私は、この解散に全く賛同出来ない。しかし、日本国憲法の3本柱の一つと中学校でも教えられている「国民主権」を国政に対し、発揮すべき大変貴重な時でもある。
 私が危惧するのは、私達国民自身、日本は国民主権の国だ、あるいは最後は野党やマスコミなどがきちんと私達国民にマイナスになることや危ないことなどは伝えてくれるから、政治・選挙に関わらなくても大丈夫だろう、と思っている間に、実際にはあるいは実質的には国民主権でなくなってしまっていくのではないか、ということである。
 選挙は、正統性があるので、議会で決めたことは、公のこととして堂々と政策遂行が可能である。しかし、その議会が投票率が過半数にも満たないような選挙で、次期国会が運営されるようなことでは、少数代表で今後4年間、国政はイケイケドンドンとなるのである。仮に、支持政党なしの方で、呆れて選挙にも行きたくない方は、白票や無効票でその意思を示していただかないと、上記のようになってしまうのである。
 さすがのマスコミもテレビ録画を放映していたが、2年前の当時の野田総理と安倍総裁のやり取りは、本当に一体何だったのか!私達国民もこのまま黙っておる訳には、いかないのではないでしょうか。少なくとも、私は黙っているつもりはない。
 まず定数削減の件である。5減したという話ではない。2年前の党首討論でもきちんと触れられていますが、消費税の負担をお願いする以上、身を切る覚悟で定数削減を実現しなければならない、と当時の野田総理も言いました。しかも、その削減幅は、数十という単位なんだと。
 そしたら、当時の安倍総裁は、そんな大事なことを今ここで決めてもいいんですか、といかにも他の野党に配慮したかの無責任な発言をされた。
 このような恐らくまとまりもしないような話を、二大政党の党首が、牽引しなくてどうやって実現することが出来るのか。
 そして、消費税増税延期とアベノミクスに対して「信を問う」と。現下の経済状況が厳しいが、将来を見越した時に増税が必要なので、「信を問う」と言われるのであれば、まだ分かるが、その逆の発想になってしまっているのである。
 厳しい時こそ、正に今こそ政府の経済再生本部というところが策定した「第3の矢」と言われている日本再興戦略、ここに書いてある戦略特区の創設による規制・制度改革、経営者のマインドを変化させる改革をしようとか、法人の実効税率を20%台まで引き下げようだとか、母親が安心して働けるように学童保育を増やそうだとか、まあいろいろ大変なことがたくさん挙げられています。
 前の選挙から、経済再生は自民党の公約ですから、これらを地道にやればいいのではないでしょうか。また自民党、公明党で320議席を上回る安定多数の衆議院なんですよ。しっかり仕事が出来る時ですよ。600億か700億を投じて解散しておる場合では、本当にないと私は思います。
 再来年4月の増税で「信を問う」のであれば、8%の時に問うてほしかった。 私は、数年前に創生日本兵庫の会の神戸市世話人をさせていただいて、会長である安倍総理を神戸にお迎えしたこともあるので、あまり感情を込めた批判はしたくはないが、今回はご本人の解散についての会見を生で拝見しても、どうも私個人にはお話の真意が通じなかった。
 これは、安倍総理のご判断ではあるが、やっぱり政府・自民党の体質的な問題ではないかと感じます。要するに、安倍総理の心中と異なる何かが政府・自民党内にあるのではないかと。 やっぱり自民党の体質は、中々私達国民が「あぁそういうことか」と、オープンで分かりやすい政治へと変化していくことは、難しいと結論付けなければならない。
 その点、私達のこの維新の党は、あまりにも分かりやすい。しかし、それにしても橋下代表、松井幹事長ともどうされるのか。
 とにかく、私も党の一員として有権者の皆さんに、しっかりと訴えて参りたいと思います。