2012年11月8日木曜日

トライやるウィーク

石原新党問題については、さておき、今日はいつもお世話になっています塩屋商店会の「北川理容店」に立ち寄り、散髪をしてもらいました。たまたまですが、ここ3年連続、トライやるウィークの中学生に出会い、今日もシャンプーをしてもらいました。塩屋中学校2年生の島田君と下村君です。今日で3日目だそうですが、彼ら2人ともけっこう上手にシャンプーとマッサージをしてくれました。2人に感想を聞いてみますと、「いつもはお客さんの立場だけども、する側の立場になって緊張した」との事。またお店の北川さんも、「お客さんの協力もないと出来ないし、自分自身も学校の先生方にお世話になってきたので、協力したい」と非常に前向きのコメントです。地域のつながりを実感する時です。ところで、神戸市教育委員会によりますと、このトライやるウィーク、平成10年度から阪神・淡路大震災と友が丘中学校で起きた大変不幸な事件を教訓に、「こころの教育」として、神戸市および兵庫県が取り入れた「職場体験実習」です。1日だけや3日間であれば、ほぼ全国的に取
り入れられているようですが、神戸市のように5日以上の体験実習として採用している自治体は、兵庫県、富山県、滋賀県、京都市の5団体だけだそうです。やはり月曜日~金曜日くらいの日程で学習しないと、仕事の大変さや喜びまでを体感するのは、難しいと思います。今日の2人も、北川さんによれば、昨日はまだシャンプーもぎこちなかったとの事でした。私は、このトライやるウィークは、出来た時から、大変生きた学習事業だと、評価をしていますが、全国的にはまだまだということで、少しがっかりしています。中学生には、厳しさも含めて、特に社会で「生きる力」をぜひ身に付けてほしいと強く願っています。島田君と下村君、もう1日、その元気な声と笑顔で頑張って下さい。今日より明日の方が、もっと上手にシャンプーとマッサージが出来るようになりますから。

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