2013年1月21日月曜日

中学校での三味線授業

先週は、中学校で三味線の授業を試行的に取り入れるとの事で、見学に参りました。第一次安倍内閣での法改正もありましたが、元々、市会議員当時より会派でも、日本民謡などの伝統文化に触れる授業を学校に取り入れるべきである、と申し上げて参りましたので、子供達の反応がどういったものか、私自身は大変関心の深い事柄です。
今回訪問したのは、垂水区の舞子中学校です。1年生を対象に行われましたが、民謡の先生方の名指導もあってか、20分触っただけなのに、皆さんかなり上手。まずそれに驚きました。終わってから、感想を聞くと、「面白い。また次回もやってみたい。」と、三味線を触ることに大変前向きです。嬉しいことです。ただ三味線は、市内には40丁程しかなく各校使い回しになる、また指導をしていただく先生方の配置の問題もあり、今後継続していくためには、いろいろ検討していかねばなりません。
また今回のゲストティーチャーを招いての三味線授業に手を挙げていただいたのは、舞子中学校、御影中学校、そして鷹匠中学校の3校のみ。確か私の記憶では、市内中学校は83校であったはず。まだまだ少ないということです。三味線に直接触れることも大変大切ですが、まずは日本民謡の唄にも大いに触れていただきたいと思っています。日本の伝統文化を継承するためには、まだまだこれから課題を解決し、積み上げていかなければならないことがたくさんありますが、しっかり取り組んで参りたいと考えています。

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