2013年12月9日月曜日

押し花芸術

先日、北野町のラインの館で開かれていた「新井愛子押し花作品展」に寄せていただきました。
以前から新井愛子先生の押し花作品には、私も心を動かされて何度も観賞させていただいているのですが、今回は、写真が小さくて見にくいかもしれませんが、源氏物語絵巻からの「紫式部」と「須磨」の作品、また先生の代表的な作品が展示されていました。
今回の作品展の主催は、お教室の関係者の皆様のようでしたが、たまたま行った当日は、新井先生ご一家の皆様勢ぞろいで、私達も感激致しました。
新井先生によると、この紫式部の作品が、日本国内のみならず、最近は海外からの問い合わせもあり、「紫式部」が出歩いているそうです。
実際に見ていただいたら分かるのですが、着物の一重、一重も皆草花の一部で押されており、恐らくこの繊細さと優雅さは、日本的と言うか日本ならではの芸術作品ではないかと思います。
押し花が、「手芸の延長」と捉えられる方もいらっしゃるかも知れませんが、「手芸」の域を十分に超えた作品群になっています。
事実、海外からも問い合わせがあるように、これからは、もっと日本国内でも多くの皆様に少しでもこうした芸術作品に触れていただきたいなと願うものです。

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