2017年2月22日水曜日

企業建設委員会

2月17日より市会が開会されています。来年度の予算案についての審議が、主な内容となっています。来年度予算案は、来週から始まる予算特別委員会で審議されますが、それ以外の補正予算案や決議事項については、常任委員会で審議されています。
20日の企業建設委員会では、新たに道路補修等の補正予算1億5千万円、市道の廃止や新たな路線認定計44路線、そして阪神高速道路株式会社から神戸市に対し新たな料金体系が示された内容についての同意案件、以上3議案が付託されました。委員会では、全て承認となりました。
阪神高速道路が示した新しい料金体系で注目すべき点は、今は普通車と大型車の2車種の料金しかありませんが、これからは軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車の5車種に分類され、距離に応じて料金が設定された点です。
例えば、4.3キロ以下という短距離だと、軽で270円、普通で300円、中型で310円、大型で390円、特大で460円といった具合です。中型と特大の料金は、平成34年3月末までの緩和措置となっています。一方、上限料金は、軽で1070円、普通で1300円、中型で1380円、大型で2040円、特大で2600円となっています。同じく、中型と特大の料金は、平成34年3月末までの料金です。そして、これらの料金が、やっと事業化されることになった大阪湾岸道路の9期と言われている六甲アイランド〜長田区南部(駒栄)まで14.5キロの建設費(総額の半分)に充てられます。
3号神戸線の上り線は、都市高速の中で渋滞損失額1位という、大変悲しいデータが明らかとなっています。1日でも早く、この不経済で非効率で無駄な現状から脱け出さなければならない、と私は強く思っています。そのために、大阪湾岸道路西伸部整備促進神戸市会議員連盟も組織されています。
湾岸道路実現に向けて、大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう。
また、来週からの予算特別委員会に向けて、しっかり勉強して参りたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿