2017年7月20日木曜日

小学校給食

本日は、小学校給食を視察させていただきました。食育の推進や食の安全は、時代のテーマでもあり常任委員会委員としても一度現場をしっかり見せていただくことが、まず必要と考えたからです。
地元の塩屋小学校に寄せていただきました。事前に概要や制度等について、レクチャーを受けていたので、早速栄養教諭の先生方と厨房を拝見させていただきました。
学校自体が古いので給食室も古いのですが、まずは大変暑い現場であるということです。食材の管理に色々と気を遣っておられます。新しい学校は、設備も整い冷房機器も備わっているとのことですが、簡易用の太いパイプの付いた冷房機を最近やっと置かれたということでしたが、実際は焼け石に水です。調理員さんからも窮状のお話がありました。市教委さんも古い所から順次、設備更新を行っておられるとのことでしたが、塩屋小に対して現場で直接、要望申し上げました。
献立に関しては、この4月から1食27円アップの260円になったとの事ですしたが、その分、郷土料理や行事食、季節の料理、外国の料理、噛むことを主としたカミカミ献立、そして月1から週1のデザートの提供など、私からすれば十分すぎる程の献立の提供がなされていると感じました。
また、給食調理員さんも子供さんたちとのコミュニケーションもしっかり取っておられ、クラスの皆さんも担任の先生共々、食器返却時に「ごちそうさまでした!」と挨拶に来る程の関係です。しっかりと教育をサポートしていただいており、安心です。
各学年とも、校長先生のご案内により給食風景も見せていただきましたが、子供たちは、大変美味しそうに、明るく元気に給食を食べていました。ちなみに、今日の献立は、朝焼きの小型パン、牛乳、カリフラワーのカレー風味のあまずづけ、そして焼きそばと、通称とくれんと呼ばれるみかんゼリーでしたので、特に子供たちが好きなメニューです。残飯も確認しましたが、ほとんどないくらいでした。私が声を掛けた生徒さんたちは、全員「美味しい」とのお返事がありました。嬉しいことです。
給食の提供は、献立委員会の検討から始まって、子供たちが美味しく食べ、食べ終わり、食器が給食室に収まるまで、全て人の手でなされているアナログ事業だということを実感しました。そして、価格や食材の選定、設備環境、また先生方のご指導も含め、「食」に関わる全ての場面の充実に取り組むことが、食育を推進し安全のみならず、子供たちへの豊かな心の醸成につながっていくようにも感じました。
今日を一つの機に、私も神戸教育の充実に向けて、力を尽くしていきたいと思います。

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