2012年4月28日土曜日

公開シンポジウム

本日は、先の大戦によるサンフランシスコ講和条約が発効し、日本が改めて独立を回復してちょうど60年目の記念すべき日に、大阪市中之島の公会堂にて平沼赳夫代表出席の下、杏林大学名誉教授で国家基本問題研究所副理事長の田久保忠衛先生による講演会ならびにパネルディスカッションに参加致しました。田久保先生からは、主に国際政治における日本の現況についての分析がありました。その上で、これからは日本が自国の主権に基づいて国土や権益を守るためのあらゆる行動をとっていかなければ、アジアでは生きていけないと講演されました。また平沼代表からは、日本国憲法の成立過程を振り返って、日本国の独立をするために、やはり自主憲法制定を踏んでいかなければならない旨や、これまで日本人が長い間の歴史や伝統・文化を守ってきたことの象徴である天皇家をこれからも守っていかなければならない意義についてお話がありました。終了後も少し先生方の懇談にも同席させていただきましたが、お話のどこにも自分などという色のお話はありません。常に日本国の大切さや行く末を考えた議論です。私達国民は、自分たちの国のあり方を、他国任せや遠いところの話として流すのではなく、真剣に自分たちで考え行動していくという国際的には当たり前の姿勢がこれからの時代は求められます。戦後「平和」のツケは大きいですが、我々の世代がこれから引き受けていかなければなりません。その意を改めて感ぜざるを得ません。

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