2012年8月25日土曜日

塩屋音頭

区内あちらこちらで夏祭りや盆踊りが行われていますが、昨日今日と「塩屋音頭」というかなりローカルな夏祭りに今年も参加致しました。垂水区内には、塩屋音頭の他に垂水音頭、舞子音頭があり、かなり長い歴史のある伝統芸能です。塩屋音頭も、保存会の方の話によると、兵庫県の吉川という所から伝わったという話があり、江戸時代中期頃に始まったと言われているそうです。とにかく、独特の「節」を村の長老の皆様方が、およそ20~30分程度かけて唄われます。それに合わせて、独特の「踊り」がなされる訳です。昔はマイクも通さず、地声。唄う人によって、節が微妙に変化したりするそれぞれの趣きを楽しんでいたそうだ。そして昔は、3日3晩踊り、男女の出逢いの場であったそうだ。お話を聞くだけで、何となく情景が浮かんで参ります。今日も子供さんから親御さん、地域の皆様方が出て来られていましたが、やはり後継者問題が悩ましいところだそうです。今の主役の皆さんがだいたい70歳代で、若いと言われる人で60代です。若い世代に受け継がせると言っても、相当 仕込まれないとそう簡単に唄えるものではありません。頑張ってくれる人がおられましたら、是非とも皆さんと伝統芸能・文化を継承していただきたいと思います。よろしくお願いします。

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