2012年6月4日月曜日

雅楽演奏会

先日は、国立文楽劇場にて行われた大阪楽所主催の雅楽演奏会に行き雅楽を鑑賞して参りました。昨年も参りました。観客の方も大勢見えられてました。大阪楽所とは、昭和58年に発足した宮内庁式部職楽部の先生方のご指導により、各神社や教会の有志の皆様で日本古来伝わる「雅楽」を伝承、発展を期されている団体さんです。舞とともに太鼓や鼓、また古来から伝わる数種類の笛でゆったりと演奏されています。最古の音楽芸術と言われている雅楽ですが、独特そのもの。私は、「雅」という感覚を少し感じることが出来ました。伝統文化の継承は、このような発表の場を作ること、そのために「文化」に理解のある個人・団体さんのご協力・ご協賛いただきながら国民皆で親しみ支えることが出来れば理想ですが、今のご治世なかなか難しい面もあるでしょう。そして担い手を守るためにも最後は国や自治体が責任を持つ姿勢が肝要ではないでしょうか。

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