2016年7月27日水曜日

「安全・安心」

 この度の神奈川県立津久井やまゆり園での殺傷事件で、亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げますとともに、家族さんの皆様には合わせてお悔やみ申し上げます。また、現在入院中の方々の一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
 極めて衝撃的な事件です。私の基本的な福祉理念であるノーマライゼーションや市政における日常的テーマである「安全・安心」が根底から覆されるこの事態に、悲しさ、悔しさ、憤り、あらゆる感情が沸き起こって参ります。園が日々の落ち着きを取り戻していただくことがまず第一ですが、一方で事件全般に対する原因究明はもちろんのこと、容疑者個人に対する一切の究明を行い、このような事件には特に厳しく臨むという国家の姿勢を示していただきたいと思います。絶対に許すことは出来ません。そして、今後の対策について、日本全体で共有出来るようにしてほしいと願います。
 神戸市保健福祉局に対しては、各施設さんが安全対策等にしっかり取り組めるよう、昨日、個人的ではありますが、お願い致しました。二度とこのような悲劇が起きることがないよう、私も事件の内容を注視しながら、市政に反映出来るよう努めて参りたいと思います。
 さて、話は変わりますが、本日は地元自治会の皆様と垂水警察署、垂水建設事務所さんの関係者で、交差点の安全対策について、現地で話し合いました。下畑町の通称「前田の交差点」いう場所です。この信号のない交差点が出来た時から、人身事故も数件起きており、今後地元はますます高齢化するという前提で意見を出し合いました。現場は、とにかく車両はスピードを緩めることなく交差点を通過、といった感じで一旦停止も交差点の形状からして、「有名無実化」しているのが現状です。まず出来ることからやろう、ということで対策を始めることになりました。
 「安全・安心」は、やはり市政の一番のテーマだと日々感じていますので、今後もまずは垂水区内の課題に一つひとつ対応して参りたいと考えています。

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