2014年7月8日火曜日

社会を明るくする運動

昨日は、保護司会、青少協、区役所さん主催の映画と講演会がレバンテホールでありました。<br>
講演会で講演されたのは、塩屋中学校の根岸恒夫校長先生です。これまでの教員生活を振り返られながら、「子供の目線と大人の目線」と題され、お話されました。先生のお人柄が伝わってくる、大変明るくわかりやすいお話で、最近は学習塾などで子供さんに接することも多くなった私も、大変有意義な講演内容でした。<br>
私自身も大変共感したことは、やはり子供さんたちが自分たちで考え、自ら学習活動も含めた行動を行っていくことが出来るよう、すなわち子供たちが「自立」することが出来るよう私達大人がどう対応してやれるかというお話を、校内暴力盛んな時代、学校での「朝の勉強会」を例に、お話いただきました。<br>
そして、子供たちが「今、この子どない思とるんやろ?」、「何かいつもとちゃうな」など、大人がその時の子供たちの気持ちや変化をしっかりと受け止め、また気付いてやれるよう努めていくことが大切だ、というお話をご自身の失敗例を挙げて講演されました。<br>
先生方も一度40人に言ったら、伝わったと思いがちだが、子供たちは自分と先生の一対一の関係で捉えているので、子供たちの少しの変化も気付くことが出来る「感性」が、教師には必要だと力説されていました。<br>
私も全く共感致しました。。一人ひとりへの対応という点においては、福祉サービスの提供と全く同じ課題です。<br>
「人は人によって人になる」という看板が、神戸市教育委員会の教育理念ですが、一人ひとりにどう向き合って子供たちと接していくことが出来るかということを充実させるためには、根岸先生が言われる「感性」を持った教師、そして学校の先生だけでなく子供たちの回りにいる私達大人たちの質を豊かなものにすることが求められるように思いました。有意義なご講演、本当に有難うございました。<br>
最後に余談ですが、根岸先生せっかく明るくお話下さいましたが、当の会場の照明も明るくしてほしかったなと感じました。

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