2016年11月4日金曜日

名谷車両基地

 本日は、常任委員会の実地視察として、地下鉄を運営している交通局の名谷車両基地に参りました。
基地の概要、事故防止・安全対策への取り組み、車両の点検、電気システム、保線業務、終電から始発までの間という時間との戦いの中でポイントやレールを取り替える業務、職員研修等々、地下鉄に関連する一連の業務についてご説明を受け、各委員の先生方からも活発な意見交換が行われました。その後、地下鉄運転士養成に欠かせないシュミレーターや車両工場、市電倉庫そして電気車両等を見せていただきました。
 今日の視察で感じたことは、安全を守るために各部署でプロがしっかりと業務を行っておられるということでした。特に、整備の車庫ではきちんと部品などが並べられている整然とした雰囲気が、車庫内に特殊な緊張感を作り出しているようでした。また、「明るい職場」という文字を目にしましたが、やはり人間関係のコミュニケーションも「安全」に大いに関係あることだと思います。
 お陰様で、地下鉄は開業以来、事故がありません。これが当たり前のこととして、人が替わっても替わっても神戸市交通局として永久に続いていただきたい、と心から願うものです。

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