2017年11月15日水曜日

委員会行政調査3

出張3日目の本日は、横浜市中央児童相談所に訪問し、児童相談所の業務、特に一時保護所に対する外部評価について、調査に伺いました。
最近では特に虐待の相談件数が増えており、横浜市さんの中でも中心街を管轄する相談所ということもあり、130人を超える職員体制で、電話に関しては24時間365日、日々業務にあたられているとの事です。
外部評価に関しては、横浜市さんで、平成18年にこの一時保護所で子供の人権を侵害する事件が発生したことを受けて、制度の導入を図られたとのご説明でした。厚生労働省も「検討」の方向のようで横浜市さんにヒアリングがあったと言われていました。評価の内容は、いただいた資料がインターネットに公開されており運営の透明性を高めておられます。結構、細かいことまで、きちんと箇条書きにされています。
また、特に話題になったことが、年々増加する虐待問題です。これは、とにかく緊急性を要する時があるので、夜間・休日の対応とその後のつなぎを所内で状況を共有出来るよう、気を付けておられるように感じました。虐待は、家庭と保護者が大変深く関わる問題なので、役所さんと言えども人の関わり、人の力がどこまで発揮出来るかという、極めて非機械的な対応が求められます。社会の皆さんの理解が不可欠ですね。

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